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(2020.1.2)ソウル、冷や汗×カフェ×お昼ご飯×老舗喫茶店

https://note.com/sorade_itta/n/n0461d4a7c62e  ←前回の記事から3年経ちました☺️

さくっと終わらせたい方はTwitterのツリーをどうぞ↓


(前回のあらすじ)
飛行機遅延に見舞われた上に迷子になりながらもシロアムサウナに到着し、お風呂を堪能して宿泊。準備を終え外へ出て、さあ行くぞと気合いを入れてイヤリングを装着し、ソウル駅へと向かうーーーー

日本でもたくさん見かけてきた野良錠剤
こんな所でも出会うとは。
ちなみにこのNikeのエアマックス、速攻かかと穴空いてぽしゅぽしゅいうようになって今はもうない

新年、いちにちまたいで2日。曇り。
さてキャリーをゴロゴロさせながらソウル駅へと到着した。Tカードの入っているパスケースを出しーーーー


ない


ない。ない、ない、ない、ないでござる
パスケースがない


私は心臓をバクバクさせながら鞄の中キャリーの中あらゆるポケットを探しまくった。それを何巡かさせても、パスケースは見つからない。パスケースにはクレカも入っている。私はパニックになりながらソウル駅の入り口、人に揉まれないよう端に寄りながら放心した。
シロアムサウナに戻ろう、そう思いつくまで体感かなり要したと思う。私はまたキャリーをゴロゴロさせ、シロアムサウナへの坂を登った。 

😭

受付はおばさんがふたり。私は震える声でI lost my pass case…T card…black pass case…と伝えた。するとおばさんは奥へと消え、私のパスケースを手に戻ってきたではないかーーーー恥ずかしくて泣きそうだった。海でシャワーを浴びTシャツをぴたぴたにさせウィンクするドヨンが印刷されたTカード(https://note.com/sorade_itta/n/n773fb4c16ca4  オリジナルTカードを作った回)、が私のパスケースの透明のポケットの所から顔を覗かせている。間違いなく私のパスケースだ。クレカもちゃんと入っていて、その他も抜き取られた形跡はなかった。私は何度もおばさんたちへお礼を言い、シロアムサウナを去った。

ソウルだからと思って首から下げるタイプの貴重品入れを持ってこなかった。そして外でイヤリングなんかをまさぐったのが悪かった。そもそもパスケースの内ポケットにイヤリングなんか入れてたのが悪かった。3年半経ってもなお自責してるお気持ちnoteである。ともかく、何も盗まずサウナの受付に預けてくれた聖人君主には本当に頭が上がらないし、たくさんの幸運が降り注いで欲しい。


😢


今だ鳴り止まぬ鼓動をいさめながら私は明洞へ向かった。前々からチェックしていたカフェへ行くためだ。カフェに向かう前に近くのホテルのロビーにあるというWOW EXCHANGEを目指した。しかしロビーを見渡しても機体が見つからない。そこへスラ~~~~ッとしていて、ビシッと髪を整えたホテルマンがやって来た。事情を話すと、エレベーターまで誘導、上のフロントのある階まで案内してくれた。私の目はキラキラだったと思うか?否、はじゅかし、、すまそ、、の気持ちだったと思う。初心者観光客、何も恥ずかしいことなどないのに。
WOW EXCHANGEは初めて使ったが両替は簡単にできた。


8:00過ぎ、私は朝活と称してカフェへと乗り込んだ。『Untold Sweets』パイがとっても美味しそうでしょ。

(閉業…。口コミ見てみると8ヶ月前は営業していたようだ)

何食べたか覚えてないな…
ブルーベリーなんちゃらとかだったかも

ディスワンプリーズ、指差し、みたいな感じでごり押した気がするけどあまり覚えてない。ただ、カウンターの向こう側にあったトースターだけは記憶に残っている。リベイクして欲しかった…。無念…。
店内は貸し切りだった。私はスマホをポチポチしながら明洞を散策してみようかななどと小一時間くらいだらだらカフェラテを飲みながら計画のない計画を立てていた。

その時特に物欲のなかった私は明洞のお店の立ち並ぶ石畳の道をキャリーゴロゴロ鳴らしながらただタラタラ歩いていた。観光客丸出しなので客引きされる。とーっても安い靴屋さんとか、アクセサリーが壁一面に飾られたお店(当時は圧巻だった。今では日本でもたくさん見受けられる)とか、ちらっと見るだけで私は明洞を全く楽しむことなく次行くか…という気持ちになっていた。そしてもうお昼ご飯食べちゃおう、と決めて、次の目的地へと歩を進めたのであった。

🚶‍♀️

東大門現代文シティアウトレット地下のフードコートにあるスジェビ(すいとん)屋さんにきた。
[NAVERマップ] ナムポすいとん
서울 중구 장충단로13길 20
NAVERマップも何年ぶりかに開いたけどフードコートの間取りもなんとなく覚えていてお店の名前もすぐ調べることができ感動。

美味しそうでしょう。
ステンレスの食器を見ただけで観光しに来たなぁと思えてしみじみ浸った。

ノーマルone ジュセヨ…みたいな感じでごり押した気がする。ノーマルは肉なしワンタンお吸い物という感じ。軽く二人前あるが(死んだ)優しいので胃はもたれない。次はじゃがいも丸めたカムジャオンシミっていう郷土料理が食べてみたいんだけど、ソウルではなかなか食べられないと聞いた。自分で作るしかないか…。
地下フードコートは新しくて綺麗。フードコートというか、カウンターのみのレストランやパン屋がオープンスペースにあるって感じ。私も3席くらいしかない端っこの席につき、食べても食べてもなくならないスジェビと格闘していた。隣ではあとから来たサラリーマン?ぽい男性が食べていて、私より早く席を立ったかと思えば水のピッチャーを私の方へ置き、無言で去っていった。くっ…泣ける

🚶‍♀️

今日はゲストハウスを取っている。チェックインは15:00で、別に早く入れるか交渉しても良かったがお腹を落ち着けたくてとにかく座りたくて調べてあった老舗の喫茶店とやらに向かうことにした。

🚶‍♀️

王室茶房(ワンシルタバン)
(昨年閉店(衝撃)66年の老舗だったという)

画になるねえ
動画スクショで失礼します

メニューがどこにも見当たらなかった。ノーマルコピジュセヨでごり押した気がする。客は私と他一組のみだった。老舗喫茶店と聞いてマスターがハンドドリップして…みたいな図を想像していたが全くそういうのではなかった。韓国にそういった文化はあるのだろうか? カフェではなく、タバンという名のついたお店へもっと行ってみたくなった。

このタバンで書き物をして時間を潰し、会計も言葉が聞き取れずおばさんが手から無言ですくい取ってくれた。(250円だった。安すぎぃ!)


次回、ゲストハウスから散策、観劇まで。
続く

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