(2019.6.28)韓国、ソウルでミュージカルを観るついでに散歩②

初めて来た時もあまり日本と変わらないなと思ったが、人生2回目のソウルもなんとなく懐かしい感じ。

とはいえやはり所々が少しずつ日本と違うので、地下鉄の中ではたくさん人間観察をした。みんなスマホをしている。旅行者の私に意識を向ける人はいない。女の子たちはみんなスニーカーを履いていて、パンツ丈はくるぶしが見えるくらい。韓国の女の子たちはみんなシルエットのバランス感がいい。服の丈感のセンスが本当にいい。ウェットな前髪は丸く巻かれ、シンプルな洋服にかかる毛先も軽やかで、本当に小気味良くて素敵だなと思う。オフィスカジュアルの女性もキリッとしていてかっこよかった。ベージュっぽいセットアップにヒール低めのパンプスを履いていた。兵役帰りであろうTシャツをパツパツにさせている男の子は、座席にどっしりと、窮屈そうに収まっているのにかっこいい。服も喜んどる。黒でまとめたシンプルな装いも多分適当に選んで着たのであろうに様になっていた。6月も終わろうとしている時期だ。シンプルなボックスグラフィックのTシャツを着ている若者をたくさん見かけた。それにネルシャツを合わせていた女の子もカジュアルで良かった。他はあまり覚えていない。私は確か長袖の上着、中にノースリーブのペラペラしたやつを着ていたが、途中一度だけ小雨に降られて肌寒かった。


①買い食い×漢江×ピクニック


マンウォンドン(望遠洞)着10時頃。

まずは望遠市場を冷やかす。

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動画が重くて貼れないのでスクショを貼る。ひたすら市場。野菜や果物、惣菜、餅、金物類なんかがしこたま売られている。早朝でもないけれど市場は開店作業をする人たちがなんとなくダラダラとしながらも忙しそうだ。とりあえず終わりの見えないアーケードをひたすら進んで雰囲気を見た。安く簡単に食べられる小さな食堂なんかもあったがとてもじゃないが勇気が出なかったし、当時あろうことか私は韓国料理の名前をサムギョプサルとキンパ、ケランチムくらいしか知らなくて…今回は見送ることにした。延々と続くかと思われたアーケードは、最後に名物らしいカレーパンとおでんの店で意外と呆気なく終了した。市場なのだ。観光客向けに媚びを売る場所など一ミリもなくて当前だ。

私は市場周辺の路地や、雑居ビル通りを取り合えずあてもなく散歩することにした。ふと、“약” と “부동산” と書かれているのが読めることに気づいたが、薬局と不動産ばかりの町で、歩けども歩けどもカフェは見当たらず、私は本格的に焦り始めた。カフェ激戦区のはずだが、同じ地名のパラレルワールドに飛ばされてしまったのだろうか? それでもぽつぽつとあるにはあるのだが、どこもかしこも人の気配すらなく、金曜の11時前、私は早速海外旅行の洗礼を受けてしまったようだった。(ここらでセブンイレブンに入り、セブンブランドのペットボトルの水をTマネーカードで買った。店番は若い学生バイトみたいな男の子が1人だけだった。私が取り合えずカドゥオケ?みたいなことを言ったらは?みたいな顔をしつつもカードを受け取って決済してくれた。感謝!次は自分でピってやるわ)

私は再び市場にやってきていた。ピクニックがしたい。だから買い物をしなくてはならない。コンビニで買い出しするのも悪くないけどせっかく来たのだから…と、惣菜屋などをこわごわ物色し始めた。そしてようやくビビり散らしていた私にも買えそうなものが見つかった。キンパだ(コンビニでも買える!)

はじめキンパの細巻きみたいなやつが丁度いいなと思っておばさんにハウマッチ?と尋ねたのだが、4本1セットなの!といったようなことを私なんかより数段流暢な英語で、身振り手振りも添えて返答してくれ驚いた。向こうからしたら観光客対応なんて日常茶飯事なのだった。

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いいゴミがあるとつい撮ってしまう。トッポギのタレ?か何かだと見受けられるが、韓国のゴミは韓国のゴミだなぁと当たり前のことに感動してしまう。人がここで生活しているのだな。韓国でも疲れたサラリーマンあたりが帰りに栄養ドリンク買ってここで飲んだのだろうな…などとつい想像してしまう。

アルミ箔に包まれたキンパを手に、次は開店しているカフェを探すミッションに出る。どこの店もやっていないのに突然人が列になっている光景に出くわしたので、調べてみたら天丼屋さんだった。内装お洒落で意外と本格的なソウル天丼。

そして散々歩いた挙げ句の果てにもうここしか開いてない、となり入ることにしたカフェがこちら

[NAVERマップ]
カフェヨユ 서울 마포구 망원로 62-1
http://naver.me/GIsWGEtc

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ソウルのケーキはどこのもほんとにかわいいな。

ここも学生バイトみたいな女の子が1人だけで店番をしていた。私の前に二人くらいお客さんが並んでいたので女の子はてんてこ舞いになっていた。私がテイクアウトプリーズと言うと、ケーキの箱を組み立てたり、フォークを用意したりともう本当に更にてんてこ舞いになっていて、微笑ましかった。

食べ物を手に入れた私は数分前とは打って変わって最高な気分で浮き足立ちながら漢江を目指した。あとから知ったのだが、漢江に近づくにつれこのあたりはNCTドヨンとgugudanセジョンのデュエット曲“Star Blossom”のMV聖地だ。

帰国してからこの曲の存在を知ったので血の涙が出るかと思った。ドヨンくん…love

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聖地と知らずに撮った写真。おっさんら午前中から仲間とお洒落パン屋の前でたむろしてエエな…と思いながら撮った。そんな生活が私もいつかしてえ

ついにたどり着いた漢江はテトラポットが敷き詰められており、サイクリングロードと細い緑道は木に囲まれていて、背後の幹線道路では車がビュンビュン走っていた。だだっ広い芝生、チメク、ラーメン、ピクニック、という想像からはかなりかけ離れた場所だった。(下調べはもっとちゃんとするべきだったよな)本当にのんびりしている人は誰もいない。金曜の昼前のことだったけれど、公園とも言えるか怪しい整備された緑道は本当に閑散としていて緊張した。

緑道のベンチで買ってきた物を広げた私は小さくなりながらようやくソウルで一回目の食事と洒落こんだ。ごくまれに散歩の人が前を通るので本当に気まずい。後ろの幹線道路をパトカーか救急車かがサイレンを鳴らしながらひっきりなしに通りすぎるので、私がいるここはもしかして飲食禁止の場所で、誰かに通報され警察に補導されるのではないか、という妄想にとり憑かれ、本当にリラックスなど全くできないまま気を紛らすためのツイートをしまくるのであった。

ソウルに来たという実感はあまりないが、誰もいない緑道でやっと落ち着けて、鳥の声を聞いていたら着陸後2、3時間あまりの記憶が一気に襲ってきた。ボーっとしてしまってただ淡々と食べ物を口に運ぶことしかできなかった。本当においしかった! 本当においしかったけれど、緊張で食べ切れない。結局食べ残したキンパを劇場に持ち込む女になってしまった。キンパはたくあんと、たっぷりの野菜がおいしかったし、ケーキは紅茶が練り込まれたスポンジとグレープフルーツという最高にお洒落で美味しい組み合わせ。


緑道を東へとずっと進み、ひとつ隣のハプチョン(合井)駅まで散歩をした。曇りの漢江は白く霞んでいて気持ちがいい。つばめがたくさん飛んでいた。高架下にはソウルあるある運動公園があった。近くにYGの建物があるので練習生いないかなと見渡したがおじさんしかいなかった。

ソウルで1人路線バス、1人タクシーはいまだ挑戦できていない。

憧れの芝生ピクニックとは少し違うものになってしまったが、ほぼ初めてレベルの土地で1人で考え、判断して、やることをやった、という達成感と満足感はかなり強くて、次の目的地へ向かう足取りは軽かった。このあたりで時刻は13時になろうというところだった。



②推しの画像でTマネーカードを作る


こちらはユルゲーだった。

ホンデ(弘大)駅、空港鉄道乗り場に向かって進んで行くと、改札手前に自動カード作成機が設置されている。日本語対応。携帯電話でQRコードを読み取ったり読み込ませたりすれば簡単にオリジナルカードが作れる。もちろん携帯電話の画像フォルダから画像を選択できる。

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完成イメージ☆ ドギョムじゃないんかい

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完成したもの。

感想、画素数少な!

カード作り 完



こうして私の散歩は呆気なく幕を閉じた。初海外観劇への緊張と、歩き疲れから来るイライラで心身共に限界を感じ、劇場に着いてからは長いことベンチで休ませて頂いた。推しの演技を目に焼きつけるには精神統一が必要だ。(前ブログの通り、それもあまり成功したとは言えなかったのだけれど…) 結構日本のファンも多かった。隣に座っていた女性のグループも日本人だった。


次もしソウルに行く機会がまたできたとしたら、今度こそ漢江を、漢江ピクニックをたっぷり堪能したい。そう漠然と考えながらも、今回の旅は初1人旅にしては花丸パーフェクト!という気持ちしかない。本当に外の世界を知らないまま人生をやってきたから、何歳になっても無限に学びはあるなと思う。



おまけ

仁川空港、入国審査にて、筒型の金属探知機は初めての経験だったから少し興奮した。中に入ると液晶?があって、画面と同じポーズを取って下さいみたいなことを指示される。

https://s.wowkorea.jp/news/read/183107/韓国新聞・社会/文化-全身スキャナー 仁川空港第2ターミナルに全面導入へ

今これを読んで、ハンディのある方には使えないとかいうことで、さいですか…と思いつつもモヤモヤ


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終わり


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かけもです。個人的な頭の整理と備忘録をたまにするかもわからん よろしくな
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