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土地の決め手

この場所に一生住むのだ、と思うと色々な思いが出てきますよね。
今回は、空田と海田が土地を決める際にどのようなことを考え感じたのかを書いていこうと思います。

眺望

我々がこの場所に家を持ちたいと思った理由に、ここから見える山々と空が好き!というのがあります。毎日この景色を、ましてや家の中からも眺めることができたのならなんて幸せなのだろうと思います。
そういえば、途中で我々それぞれにとっての「眺望のよい」が若干異なることに気がつきまして、どうも空田は下から見上げる山々が好きで海田は少し上から見下ろす山々が好きなようです。
今の土地はその間をいくちょうどいい眺めなんです。素晴らしい。

日照時間

陽当たりの良さは様々な理由からみなさん大切にしたいポイントかと思います。我々も太陽が大好きな人々(空田は直射日光は苦手だけど太陽がでないとキノコのような気持ちになるタイプで、空田は日向を愛し日焼けを積極的にしたいタイプ)なので、陽当たりのいい土地に住みたいという気持ちが強くありました。
山間部の場合は特に山のある方角によって昼間の数時間しか陽が当たらないことがあるので注意が必要かと思います。
また我々の住む地域には未舗装の道路も多く、陽当たりが悪い場所は雨の後いつまでも泥濘んだままだったり、冬に道が凍って溶けないままだったりするので、生活の便や安全の面でも日照時間を考慮する必要がありました。

周囲で作られている作物の種類

我々の住むエリアでは果樹農業が中心です。1年のうち半分以上の期間、薬剤散布がありその際には、
・薬剤が家の外壁にかからないようにビニールシートなどを引く
・車を別の場所へ移動する
・外を歩くのは難しい
ということがあります。その場所の周辺でどのような農業が行われているのかを先に調べておくと日常的にどのような対応が求められるのか心づもりしておけるのではないかと思います。

ご近所の方々

我々の実感としても、ご近所の方々とのお付き合いは都市部に比べると濃厚です。道端でばったり会ったら立ち話をしたり、様々なもの(野菜、果物、手作り料理、薪など)を頂いたり、自治会に参加した場合は会合、環境整備、新年会などのお楽しみイベントがあったりします。我々にとってはそれが新鮮で温かくて、親戚が増えたような感覚で日々感謝をしています。
我々は土地を購入する前に同じ自治会内に借家をしたことで、事前に土地を購入した際にお付き合いをしていく方々のことを事前に知ることができ、さらにはこの自治会からできれば動きたくない!と思い、自治会が変わらないエリアで土地を探すことに決めました。

土地の価格と造成費用

土地が安くても家を建てられる状態に持っていく造成費用が思っていたより高くなることがあるため注意が必要です。
実は我々もこの記事を書いている時点ではまだ造成費用がどのくらいになるかは分かっておらず、もっと進んだ段階でこのことについては詳しく書いていけたらと思っています。

最終的にはフィーリング

とはいえ、最後の最後の決め手はフィーリングなのだと思います。
それはその土地に立った瞬間に感じる閃きのようなものなのかもしれないし、その場所に繰り返し立つことで育まれていく実感のようなものなのかもしれないです。我々にはその両方がありました。
その場所で自分たちが生きていくことを簡単に想像でき、それがごく自然に思えるるような土地がどこかにあって、その場所が見つかるまで色々な場所へ足を運び、その場所に立ったときに自分が何を感じているのかみてみることが何より大切なんだなと、今思っています。


(文責: 空田)


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