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自分が選んだものだけで。

ニンゲンは日々選択し続けながら生きている。

どこに行こう。
何を着よう。
何を食べよう。
誰と話そう。
どうやってお金を稼ごう。  …etc

自分が選んだものの掛け算で自分はできている。

(自分で選んでいるはずなのに、
いつからやらされている感が生まれるのだろう。)

わたしは教師という道を選ぼうとしている。

ただひとつモヤモヤがある。
それは、職を1つに絞らなきゃいけないこと。

つい先日まで、教師になるか教育関連企業に
就職するか、2つの選択肢で迷いに迷っていた。

どちらも捨てきれない。
でも選ばなくてはならない。

正直、どちらかが引っかかればラッキー
と考えていたので
自分の意思が試されることになり
複雑な気持ちだった。
今考えると、運に身を任せようとして
思考することを避けていたのかも。

いっそ、全く違う選択肢を作ろうかと考えた。
誰も自分のことを知らない、常識なんて通用しない
世界に飛び込みたいとも思った。

意地悪なことに、タイムリミットは
存在するわけで。
意思決定能力の低いわたしは、
ずるずると結論を出せずにいた。

いや、、

心の中では随分前から決まっていたのかもしれない。
選択することが怖かっただけなのかもしれない。
つまらない人間と言われるのが嫌だっただけなのかもしれない。

果たして、自分の意思はどこにあるのだろうか。

それは、たとえ弱くても他人に影響されたとしても
常に選択というかたちで自分と共生しているのだと思う。

これまで、自分の意思には他人から受ける影響の
割合が大部分を占めていた気がする。
それだけ周りに支えられて生きてきた。
逆を言うと、自分で考える力や
自分自身と向き合う力が弱かった。

一度きりの人生、「なんでもいい」ことなんてない。
選択肢の多い世を思う存分楽しむために、
自分と向き合うことを大切に生きていきたい。

と思えた、そんな日。


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