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発達っ子の友達作りは難しい

先日、小学校2年生になる息子が帰ってくるなり
ランドセルを放り出して
「友達と近くの公園で遊んでくる!」と
元気よく出かけて行った。

実は息子は一人で友達と遊びに行くのはこれが初めてだ。
心配ではあったが、息子の世界を邪魔してはいけないと
GPSと水筒を持たせて送り出した。

その日のメンバーは4人で、みんな息子の情緒級の仲間だった。
メンバーのうちのAくんは携帯電話を持っていて、
家に連絡をこまめにしているのか
私にもAくんママからLINEがきて状況を教えてもらったりしていた。
17時頃に公園へ息子を迎えに行くと
「楽しかった〜!!」とのこと。

油断していた。

その夜にAくんママから
Aくんが撮った携帯の動画が送られてきた。

Bくんがうちの息子に「死ね!死ね!」と石を投げてきて、
息子が同じく石を投げ返して応戦していたとか、
AくんにBくんがジュースを奢らせようとお財布をぶん取ったところを
近所のおばちゃんが危うく止めたとか、
Cくんが歩いていたおじさんに自転車でぶつかり怒られたとか
もう無茶苦茶だった。

出かける時に息子とは
お金のこと、交通ルール、仲良く遊ぶなど確認して送り出していたが
初めての親ナシの外遊びだったのでみんなタガが外れてしまったのだろう。

しかもBくんは去年息子と同じクラスで
いきなり息子の顔面に頭突きを喰らわしてきたり暴言が酷かったりで
進級の際に先生に頼んでわざわざ別のクラスにしてもらった相手だ。
ほとぼりが冷めて、てっきり仲良くなったのかと思い込んでいた。

すぐに母親同士で連絡をとって
今後また遊ぶ時には今一度ルールを確認させてからにしましょうと
いうことになった。

普通クラスのお子さんは1年生の時からお友達と出かけて
何の問題もなく過ごして帰ってくるという。

今回の件は発達障害ゆえなんだろうか。

日頃から、発達障害があると友達同士でもお互いの特性がぶつかり合って
ややこしいことになる場合が多いなと感じている。
特性が邪魔していわゆる「定型発達」のお子さんとも合わないので
どうしても同じ発達っ子でかたまってしまう。
すると揉める。

つくづく難しいなあと思う。

まだまだ母親同伴のお出かけは続きそうだ。



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