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塩をひとなめ

私は具合が悪くなると時々やることがある。

塩を指先にちょん、とつけてペロリと舐める。

ひとなめするだけで
鋭く、それでいてまろみのあるしょっぱさが口に広がる。
するとそれまでぼんやりしていた視界がクリアになる感覚がある。
スリープモードだった脳みそが覚醒するというか。

この時、必ず天然の塩でないとだめだ。
単純に美味しくないから。

ミネラル不足とか脱水症状とかそういうことでもなく、
何かに憑かれているとかいう話でもない。
単純に塩のしょっぱさで頭が冴えるんだと思う。

なのでだるくて動けない時によく塩をひとなめする。

さっきも朝からまさに「かったるい」状態で動けずにいた。
息子の手足口病がうつったかと思ったけれど
私の身体には熱も発疹もない。
こりゃあ塩だな、とひとなめした。
おかげで今このnoteが描けるようになった。


余談だが、「かったるい」は関東の方言らしい。
方言だったなんて!



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