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手帳を汚せ!

はりきって買ったほぼ日手帳
実はぜんぜん使っていない。
スケジュール管理といえば
キッチンに貼ったA3サイズのカレンダーに書くのみだ。
以前はこまめに手帳にも予定を書き込んでいたのだが
だんだんやらなくなった。

でもせっかく買ったほぼ日手帳だもの、
ちゃんと使いたい。
なんでこんなに使わなくなっちゃったのかと考えた。

まず、価格。
カバーと合わせると結構お高めの部類に入ると思う。
なんだかもったいなくて、つい「綺麗に書きたい」と思ってしまう。
すると「後で時間を作ってきちんと書こう」と後回しになる。
そして書かなくなる。

次に、1日1ページの罠。
別にその日のことをそのページに書け、だなんて誰も強制していないのだが
この「1日1ページ」の縛りがなかなか手強い。
毎日書かなきゃいけないような圧を感じてしまう。
自分の手帳なんだから好きな時に好きなことを好きなページに書きゃいいじゃん、
とは思いつつ、書くハードルが高くなる。
ああ、今日も空白だった、書けなかったと頭の隅っこで気になって仕方ない。

そしてこれはズボラな私だから故かもしれないが
単純に書くのが面倒臭い。
手帳を鞄から出して、ページを開いて、書く。
考えただけで「うわ〜、めんど!手帳は今日はいいや!」となる。

ああ、糸井さんごめんなさい。
せっかく買ったのに使いこなせていません。

そこで考えた。
で、たどり着いたのは超シンプルに

・テーブルの上に常に手帳を開いて置いておく
・ページやレイアウトの制限はせずに、好きなところに好きなことを書き殴る

という方法だった。

今までほぼ日手帳とは別に、
B5のリングノートに
その日のタスクや買い物リスト、電話応対のメモや夕食のメニューなど
なんでも書き込んでいた。
いわば「家事ノート」みたいなものだ。
あれ何だったっけ、となった時にそのノートをひらけば
たいてい解決する、私の秘書的存在だ。
それをいよいよほぼ日手帳でやろう、ということだ。

何より大切なのは
手帳を常に開いた状態で置いておくこと。
これだけで手帳を使うハードルがぐんと下がる。

そしてひたすら書く!書く!書く!

もったいないなんて思っちゃいけない。
むしろ手帳は「書かれてナンボ、汚されてナンボ」の代物なのだ。

手帳を汚せ!
それこそ私の可哀想なほぼ日手帳の本望だろう。

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