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【現役人事が解説】一次面接通過のコツ!

こんばんは!WEBライターのsora(そら)です。
ビジネスパーソンがスキルアップできる情報を日々発信しています。

人事歴5年、総面接回数500超の私の経験から「一次面接通過のコツ」を簡単にわかりやすく説明いたします。

希望する会社の書類選考を通過してはじめての面接、一番緊張しますよね!
一番緊張する面接だからこそ、この選考を通過すれば次回以降は少し緊張も和らぐと思います。
業種や会社は違えど、なるべく参考になるようなコツを紹介します。
今後の面接通過の参考までにご覧ください。

*前提条件*
・中途(キャリア)採用面接面接回数は3回以上の会社を想定
・一次面接は人事面接かつオンライン面接を想定
・未経験者採用ではなく経験者採用を想定(応募要項のスキルを満たしていること)

WEBライターsora(そら)|大手総合広告代理店で営業・マーケティング・プロモーションの経験を経て、現在は人事を担当。現役人事として人材の募集・採用・育成に関わるHR領域を専門にしています。


書類選考の通過率は20%程度

一次面接についてのコツをお伝えする前に気になるポイント。
それが書類選考の通過率だと思います。
上記に記載しました前提条件を踏まえた書類選考の通過率は、私の過去の経験から大体20%程度です。もちろん企業規模や採用人数により通過割合は異なります。

「20%だとかなり狭き門なんだな」と思われますが人事も採用だけの仕事をしているわけではありません。

人事(採用・育成専門者)は、採用活動の他に人材育成や研修プランを企画したり、採用した社員のフォローをしたり、社内外広報、会社や採用HPを充実させるために社員インタビューをしたり、応募フォームわかりやすくしたり等、採用以外にもやることは山積みです。
そして人事の仕事に終わりはありません。

せっかく興味を持っていただいた方をなるべく面接まで通したい気持ちは山々なのですが、やはりそこは仕事。全員を通すとなると一日中面接だけすることになってしまいます。
それは流石にタイムパフォーマンスが悪い。
そのため、応募条件に合った人材かつスキルが高い方々を日ごと、週ごとで比較して選抜します。
そのため人事の人数や業務内容も多少影響しますが、書類選考通過率は大体20%程度と考えてよいでしょう。
*企業規模、募集人数や応募時期によって変わりますので、その点はご了承ください。

一次面接の目的は好印象を獲得すること!

書類選考の狭き門を通過した応募者の方に求めること!それは誠実さです。
抽象的なことばですみません!
一次面接が人事との面接の場合に限りますが、誠実な気持ちを伝えることが通過への近道です。

初対面の相手を不快にさせるようなこと、普通はしませんよね。
一次面接はお互い不快にならなければ、そこまで難解な面接ではありません。

そしてせっかく書類選考を通過したみなさんを最初の面接でさらに追い込むことはしません。
それは会社にとってもネガティブなことです。
面接で悪い印象を抱くような会社には入社したくないですよね。

みなさんは狭き門をくぐり抜けた貴重な人材です!
その貴重な人材を選考途中で離脱させることは会社にとっての大切な人材の獲得機会を失う多大な損失です。
そのため一次面接では「応募者の人間性を見ること」が目的の場合が多いです。

だからこそ誠実さを伝えることが通過への近道です。
あくまで私の過去の経験からの推測値ですが、一次面接の通過率は70〜80%程度。かなり高い確率で通過します。
では落とされる20〜30%の方々には何が足りないのか?
そもそも第一希望ではなかったり、やる気がなかったり、滑り止めとして受けてるんだろうな、という方々です。

人事は人材のプロです。
人事経験が長くなり、そして面接回数をこなすごとにひとを見る目は上達します。
そのため、面接の回答で取り繕ったり、嘘をついたりすると割とすぐにわかることが多いです。(ただし人事も人間なので間違うこともあります)
特にオンライン面接の場合は、そのひとが持っている雰囲気、佇まい、体格等がわからないため、面接中は相手の目の動きや話し方、話す内容に注目します。

その結果、リアルでの面接より応募者の「言葉の熱伝導率」が伝わりやすくなります!
応募者がどうしても受かりたいと思っているのであれば、多少面接の回答で緊張して詰まったり、うまく答えられなかったとしても大丈夫。
あなたのその気持ちは画面越しにきっと伝わっています。
オンラインという場だからこそ、リアルより「あなたの感情を言葉に乗せることで」選考通過の可能性は高くなると思っていただいてよいでしょう。

一次面接(人事面接)でやってはいけないこと

先ほどもお伝えしましたが、人事はひとを見るプロです。
そして会社のことを知っている社内情報通でなければなりません。

人事に抜擢される方は、各部署を満遍なく担当し社内の事情を網羅している方やそもそも人事歴が長い方(他社からの転職組も含む)、別部署の管理職レベルの方が多いと思います。

そのため自社の風土に合う合わないはある程度わかります。
もしも人事面接で落ちてしまった場合は「会社の風土に合わないだ」と是非ポジティブに考えてください。

ただし、どうしても選考通過したい場合は下記のやってはいけないことを守って望んでください。

【一次面接(人事面接)でやらない方がよいこと10選】

  • 嘘をつくこと|だいたいばれます。

  • 自己PRや志望動機の棒読み|これは確実にわかります。

  • 経歴詐称|あとで後悔するのはあなたです。

  • 緊張を無理に隠すような笑顔|はっきり緊張していると伝えた方がこちらも対処しようがあります。

  • 無理に質問すること|質問が無いんだろうなということがわかります。「無ければ無い」と伝え、今後選考が進んでいった際に疑問に思ったことを人事や面接官に都度質問した方が好印象です。*今後質問があれば相談に乗ってもらえませんか?と伝えてください。

  • 他社と比較して第一志望かどうか|これも同時に受けている他社名が本当であれば第一志望かどうかは割とわかります。

  • 会社研究をしているか|これもすぐにわかります。ただ知っているか、しらないかは一次面接においてはそこまで重要ではないため、知らないことは知らないときちんと伝えてください。「無知の知」です。

  • 画面に顔を近づけすぎる|これは単純に印象が悪くなるため事前に必ずカメラテストをしてください。*これをする方は結構多いです。

  • ネットワーク環境の確認|これはオンライン面接では当たり前のことです。ノイズが入ったり、途切れたりは御法度です。

  • オンライン面接時の服装|上半身だけ(上半身しか映らない)でよいので、ジャケットにカジュアルシャツなど清潔感のある服装で臨んでください。バストアップには清潔感を!です。

最後の3つはオンライン面接のTPOになってしまいましたがご参考にしていただけますと幸いです。

まとめ|人事は応募者の味方です

人事は敵ではなく、応募者の味方です。そして書類選考を通過したみなさんには大きな希望があります。
もちろん二次面接、三次面接、SPI試験、最終面接で涙を飲むこともあるでしょう。

一次面接における人事面接の目的は、書類上ではわからないあなたの人柄や人間性を見させていただくものです。
もう書類上ですでにマッチングしているため、あとは会う回数を増やすためにどうするか、それを考えれば自ずと答えは出ると思います。

会社もひとです。会う回数が増えれば、あなたへの理解も深まり、あなたの想いも伝わりきっと良い結果になることでしょう。
今後のあなたの転職活動がうまく進むことを心より願っています!

*本記事があなたの参考になりましたら幸いです。今後も転職活動や面接に関する人事目線の記事を定期的に発信していきます。
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