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5月18日の服たちの物語

2022年5月18日水曜日 ☀️

🍀「服たちの物語」は、こちらをお読みください♪


🌷古着屋「空と服と」 今日の作品🌷

『「好き」を胸に』

音楽をやっている人の服装が、好きです。

特に、クラッシックをやっている人の服装が好きです。

演奏会のではなく、普段の服装です。

彼らの服装は上品で、そして独特の個性があります。

何より素晴らしいのは。

楽器を構えた時に、コーデが完成すること。

ご本人たちは、特にそれを意識していないのかもしれません。

でもわたしは、そういう彼らの服装が大好きで、楽器ケースを持って歩いている人がいると、マジマジと服装を見てしまいます。


なぜ、わたしがクラッシックをやっている人たちのことを「彼ら」と呼ぶのかというと、わたしも小さな頃から、バイオリンを習っていたからです。

そんなに上手くないけれど、高校生の時は学校のオーケストラ部に入っていました。

昔、楽器屋さんが話していたことです。

バイオリンというのは、ちょうど人の寿命くらいの周期で良い音が出る時期とそうでない時期を繰り返すそうです。

そして、わたしの持っているバイオリンは、わたしの寿命が尽きるくらいの時に、良い音が出ない周期に入るだろうと。

なので、わたしは上手くはないけど、自分のバイオリンのために、いつか良い音が出せるように成りたいです。


こちらのブラウスは、イギリスの古着です。

一見、シンプルな白いブラウスに見えます。

でもよく見ると、胸元にチェロ(コントラバスかも)の刺繍が。

とても楽しそうに音を奏でているチェロの姿を、わたしはすっかりバイオリンと見間違えて、こちらのブラウスを空服に迎えました。

藤色とピンクの可愛らしい刺繍のチェロにリボンがかけられていて、周りには音符が踊っています。

さっぱりとしたブラウスで、両側の裾にスリットが入っています。

腕がキレイに見える程度に腕を覆うフレンチスリーブは、腕を上げ下げする時に締め付けることがなく、楽器を弾く時にも楽です。


好きなもののモチーフが入っている服って、着ると心が踊ってしまいます。

バイオリンでなくて、チェロでしたけども。


可愛らしい、優しい音が聴こえてくるブラウス。

音楽を奏でる人にも、そうでない人にも、ぜひ触れて欲しい服です。


『フランスっぽいアクセサリー』

フランスのヴィンテージ チャームを使って作られているイヤリングです。

イヤリングパーツは、新しいものになります。

グレーがかったブルーのハートの中に、小さく細かい型押しのちょうちょがいます。

今日の「チェロの刺繍のブラウス」のようなシンプルな服に合わせると、フランスのさりげないオシャレ感が引き立って、とても可愛らしいです。

(5月18日の服たちの物語・終わり)


これからもステキな服たちが登場いたします
👗
ぜひ「空と服と」に遊びにいらしてください
🌟

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