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今を楽しむチカラ

人間は生きている限り悩む苦しむ悶える。
今あなたが置かれている状況が極端に辛い状況でなければ、前の一文は一瞬のうちに否定されるだろう。そういうときもあるよね!くらいに流されてしまうだろう。

人間は不思議ないきもので、他人が苦しんでいるのを見てもそんなに大したことではないと思うのに、自分のこととなると途端にまるで人生のどん底に立たされたかのように感じてしまう。その時に自分の感情をそのまま顕にするのか否かでその人生は大きく異なってくると思う。

他人と関わっていれば気に入らないことや不満を抱くことも日常茶飯事だろう。事あるごとにいちゃもんを付けたり怒りを体現していては幸せにはなれないだろう。単に周囲の気分を害するのみならず、自分自身を苦しめることにも繋がると考えている。限られた人生の時間を負の感情で満たすことがどれほど勿体ないことなのかは明らかだ。

以上のことは自分の感情に蓋をすることを勧めるものではない。それ以前の段階として、日々の出来事の捉え方を意識的に変えることにより、少しでも楽しい時間を過ごそうというだけだ。つまり多少つまらないことがあってもそれをそのまま受け止めるのではなく、自分なりの視点でそのおもしろさを見出だせるようになろうということだ。

ここに紹介した考え方の対局に位置するのが、「我慢する」というものだ。私に言わせれば、これは”今”を生きない生き方に見える。一度しかない人生なのに今を蔑ろにして未来のために生きるのは、ちょっと違うと思う。

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