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20210321 いつもの橋の上から眺めるもの

クリニックに通院する際、必ず橋を渡る。
その橋にはちょうどまんなかに出っ張っているところがあって、川をのぞき込めるようになっている(訳ではないが、自分はいつもそうする)。

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ちなみに、この川は天野川といって、天の川伝説のあるところ。
なので、こんなモチーフが橋のど真ん中にあったりする。

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平安時代の書物にもよく出てくる地名があちこちに今も残っている。

それで、ここのところで川を見下ろして、川辺や水の中にいる鳥たちをいつも見たりしているのだけど、これまでは見るだけが多かった。
ところが、CanonのPowerShotSX100ISをポケットに入れるようになってからは、そこにいる鳥たちを撮影することができるようになった。
まあ、レンズが10倍ズームで、なおかつデジタルズームが2倍利くので、併せて20倍ズームになる訳だ。
800万画素のコンパクトデジカメで、なおかつ受光素子が1/2.3サイズなのであまり期待できるものではないと思っていたが、デジタルの2倍ズームにしても400万画素ということになる訳で、ウェブにあげる程度の画像なら、十分だったりする。

しかも、最近簡単にデジタルズームの倍率を上げる方法を知った。
ボタン一つで、1..6倍、2倍と切り替わる。
ズームで寄ってしまってから鳥を探すのは結構大変なので、この機能がものすごく良い。

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これが光学ズームで一番テレ側。

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これで、2倍のデジタルズーム。

元々800万画素なので、ファイルサイズは4MB程度。
これがデジタル2倍ズームを掛けると2MB弱。
あまり、デジタルズームって他のカメラにも付いていることがあったが、あまりに画質が悪くなる印象が強くて、使うことがなかった。
しかし、これはそこそこ使える用に感じる。

いつもいるところには、カモがいることが多いのだけれど、この日はコサギも一緒にいた。
この地点にいることはあまりなくて、1kmほど上流の砂州が有ったり、堰があるところにいるのをよく見かけたりはして、気にはなっていた。
だが、いつもの橋の下で見かけたので、ここぞとばかりにシャッターを押すことにした。

何のことはない日常の風景なのだけれど、なんだか鳥を見ていると気が和む。
今の場所に住みだしたときにも、ベランダの外はアパートではなく森だったのだけれど、ちょうど部屋の窓から見える高さのところにある1本の木の枝に、必ずヒヨドリやスズメやムクドリなどが止まって、窓越しのその風景がとても好きだったりした。
あの当時に、今のカメラを持っていたら、もっと鳥を撮っていたかもしれない。

鳥が空を飛んでいる姿も、好きだったりする。
ボーッと眺めているといろいろなものが目に飛び込んでくるが、鳥の姿はなぜか目が吸い寄せられる。
憧れがあるのだろうなぁ。

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