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モノクロの画像に関しては、見方や感覚が全然わからない

ちょっと、遊んでみた。

まず、コンパクトデジカメでモノクロモードで撮影したもの。

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2枚とも、ソニーDSC-WX200

次は、期限切れのカラーネガ(コダックゴールド100業務用)をラボでデータ化してもらったものを、Macの写真アプリで白黒に変換したもの。

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これは、元の画像。フィルムがかなり退色してしまっていた。

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これも同じ。
モノクロに変換したものは、ちょっと空が飛んでしまっている。

写真に興味が出始めたとき、インパクトのある写真と言えば誰も彼もがモノクロームだった。
写真集を見ても、カラーはまだまだなかった。

それこそ、1990年代後半だったか。
カメラ雑誌にもカラーネガを使った写真が出てくるようになった(様に感じる)。カラーと言えば、ポジフィルムで撮ったものというのが写真業界では基本だったはず。その中で、作品作りとしてカラーネガの作品が出回り始めた。

じゃあ、普段使いのフィルムは?となると、まあふつうはカラーネガ。感度100のフィルムで同時プリントというのが普通の世界。
それこそ、感度400が実用的になってきて、800やら1600といったフィルムでも粒度が荒くないものも出てきたりしていた。
でも、じぶんは 400の感度の粒度があまり好きではなかったので、ほとんど感度100のカラーネガばかり使っていた。

そんな自分でも、白黒フィルムで撮ってみたいと感じるようになったのは、別冊太陽だったか、芸術新潮だったかのアーネスト・サトウの特集号を読んだとき。
その時、丁度自分は書道にはまっていて、紙と墨と筆で表現される世界と近しい感じがした。
そこから、白黒フィルムを使うようになったのだが、それでも数はカラー10に対して白黒1という感じ。
やっぱりカメラにはカラーフィルムを入れてしまう。

しかし、最近はデジカメでもモノクロームでしか撮影出来ない機種などが出てきている。
物好きだなぁと感じるが。

モノクロームのフィルムから焼いた実際のプリントの実物は、デジタルの世界では味わえないものを感じる。こうして画面上で映したり、インクジェットプリンターで印刷したものとは全然違う。
一時期ピンホールカメラで遊んだりもしたのだけれど、そのときにも感じたあのなんとも言えない感じは、デジタルでは味わえない。

だから、今もってモノクロームが正直なところわからないのである。

だから、こうした表現は、あくまでもお遊び程度のもの。

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