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20231122 毎日乗る電車の姿に

通勤は基本的に公共交通機関を利用する。
バスと電車に乗り継ぐ。
 
電車を降りて、ホームから改札に向けてエスカレーターに乗り込んだ時、ふとこの風景にも終わりが来るんだよなぁと頭をよぎる。

今日乗った電車は、昭和40年代の車両。
駅も、自分が今の地域に小学校1年生の時に引っ越してきてからずっと使っている駅。
40年以上利用してきて、多少の変化はあれど、電車も駅も基本的には変わっていなかった。
電車は満員。
駅のホームも人が溢れている。
踏切をなくすために高架化されるのだが、仮の駅舎が出来始め、仮のホームを作る工事が始まった。
いよいよお別れ間近である。

毎日、変わらない様でも時間は過ぎていく。
時間が過ぎる事で、変わっていくものがある。
自分も毎日毎日繰り返し生きている感覚ではあったが、実はそうではない。
当たり前だけど。

これまでは、仕事をどうやって続ければいいのか?なんて終わりのない感覚の中で仕事について考えていた。
しかし、もう半分は過ぎてしまったのだ。
折り返し地点を通り過ぎている。
どうやって終わるのか?なんてことも意識し始めた。
職場は、定期的に転勤があるので、その回数を何回にするかは決めようと思えば決められる。
主体的になりたいものだ。

ただ、歳を食ってきたことや、やっぱり病気の事から、すごくマイナス思考にはなりやすい。
これからやってくる老いも意識してしまう。

自分がこれから転機を受け身として迎えるのか、それとも自らきっかけを作るのか。
そんな事を電車に揺られながら考えていた。

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