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20220715 素通しのファインダーの気持ちよさ

OLYMPUSのPENデジタルの一番最初、E-P1が発売されたのは2009年の今頃。
当時、デジタルカメラも値段がこなれてきて、一眼レフタイプのモノもボチボチ手を出しても良いくらいの値段にまでなってきていた。
その中で、ミラーレス一眼というタイプは自分の中では全く理解できていなかった。
どちらかというと、フィルム時代から使っていたEOSでデジタル一眼レフのシステムも継続的に使うようにすればと考えていた。
だから、OLYMPUSのPENデジタルが出たときは、ほとんど無関心でもあった。
ただし、ずっと引っかかっていたところがあって、自分の中でカメラのエバンジェリストとして尊敬している田中長徳氏が、PENデジタルについて大層褒めておられた。
当時のチョートクカメラ日記のスポンサーになっていたというのも有ったかもしれないが、ムック本もすぐに2冊発売されたし、こういうのは珍しかったので、カメラは買わないがムック本は手に入れていた。

そのムック本の中でとりわけ褒められていたのが、標準のパンケーキ。
さらには、パンケーキレンズに合わせてVF-1というファインダーがパンケーキセットにはついてきていた。
チョートクさんがパンケーキを付けているPENデジタルには、このファインダーがついている。

ものすごく気になってきたので、ヤフオクで検索してみたら、それなりに数が出ている。
値段もこなれている。
というので、ポチッとして、落札した。
それが届いたので、早速カメラにつけて見たというわけだ。

いやはや、これはすごくいい組み合わせになっている。
液晶モニタを気にせずに、バンバン撮って行くというスイッチになる。
デジカメなのに、アナログ的なカメラの使い方。
しかし、このパンケーキレンズで撮影するような場所の場合、昔ながらのファインダーを覗きながら撮影するか、逆にノーファインダーで撮影するというスタイルがしっくりくる感じがある。
カメラを手にして、そうしたことがひしひしと伝わってくる。

早く自宅療養期間が明けないかなぁという欲求が高まってきている。
ちょっとずつ体調も戻ってきている実感がある。
カメラを持って外を歩きたい。
そういう欲求が出てくるカメラのキットになった。

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