空は夏の終わりを告げている
毎日、日中は暑い日が続いているがここ数日は夕立がやってきて、焼けてしまっている地面やらコンクリートを冷ましてくれる。雨上がりは一瞬ムッとムシムシとした感じにはなるが、それでも絶対的な温度が下がってくれているので幾分過ごしやすくなってきた。
一番変わったのは、空の色。
雲が多くても、暑さは相変わらずのようでも、空気中の水分の量が減ってきている様に感じる。それは空を見ればわかる。
遠くの景色も、蒸し暑さが絶好調の時には見えなくなっていたものが見えるようになってきた。
朝、洗濯物を干しにベランダに出たときの空気が本当に爽やかになってきた。同じ時間にベランダに出ても、太陽の角度が下がってきているのも実感する。光の周り方が変わってきているから。
外を歩いても、既にクマゼミが鳴かなくなって数週間が経っている。気温が下がってきてから聞こえる、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、そしてヒグラシの声が聞こえる。
残念ながら、家のすぐ裏の雑木林や畑がは開かれてしまい、家が建ち始めたため、今年は家の近くで虫の声を聴くことができない。
確実に、季節は移ろい、進んでいるのがわかる。
それに対して、自分はまだまだ立ち止まったまま。
まだまだなんだろうなぁ。
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