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20220604 出版前の原稿を読む

今朝は、体調がとてもいい状態にまで戻っている。
朝も、久しぶりにスッと起きることができた。
今日は、家人が休日出勤ということと、いつもの交通手段で出勤できないということで、自分の朝のルーティンがてら家人を職場まで車で送ってきた。

今日は、この後排水管清掃の業者がやってくることになっているので、いつもの土曜日のルーティンであるリハビリには参加しない。
そうすると、時間がたくさん余る。
なので、家の中の片付けをする前に、3日前に頼まれていた出版前の本の原稿を読むことにした。

出版社の編集の方から、本の原稿が送られてきたのは3日前。
自分もその編集の方のお世話で、2016年に書籍を出版したことがある。
書籍自体は、専門書ということもあり、出版部数はそんなに多くない。
今は、紙の本としては絶版になっているが、電子書籍としてはまだAmazonで売られているけれど、実質すでに売れていない状態。

まあ、そんなことはどうでもよくて、久々に本の原稿を読ませていただいた。
自分のこれまでの仕事で取り組んできた経験をもとに、意見を書いて送った。

それにしても、久々に目の前の仕事とは違う、広い視野に立った本を読むことになった。
正直、ありがたくて仕方なかった。

どうも、最近自分の視野が狭くなっていることに気付かされた。
広い視野をもとに、今の自分の仕事や取り組みというもの構築していくというのが、これまでの自分の取り柄でもあったのだが、今している仕事がどうしても目の前で起こることに当意即妙に対応すること中心になっていることもあり、「何が起こるのか?」ということばかり気になって、全体を見渡せていない状況になっていた。

というか、そうしたことに対して、期待も何も無くなっていたというのが正直なところだったかもしれない。
自分が復職するにあたり、様々なショッキングなこと、理不尽と感じることが多く、そこに対しての思考を止めてしまうことで、自分の身を守ろうとしている自分がいた。
しかし、やっぱりそれは健全とは言い難い。
だから、いくら「自分の問題ではない」、「考えても仕方ない」と割り切って考えないようにしていても、じわじわとストレスにつながってきている。

やっぱり、視野を広く持つことは重要なのは間違いない。

そして、自分以外の視野を持つ人との定期的な交流というのも必要な気がする。
ただし、自分の価値観と他人の価値観は違う、前提が違う、経験が違う、できることが違うということをしっかり意識して。

「誰でもできる」という価値観は、案外その人にとって「簡単」と思っていることであって、違う人にとっては「簡単ではない」ということは往々にしてある。
そこのところを最近見えるようになったことで、無理強いすることは無くなったし、人に「こうしてほしい」と強いるような考え方は無くなった。
だから、そこに関してのストレスは、自分の中から一つ減ったところでもある。

そんなことを考えることができるきっかけになったという意味でも、今回お願いされたことは、とてもありがたかった。

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