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20210617 マニュアル操作でも大分露出が安定してきた・・・オールドデジタルカメラ遊び(NikonのD40X)

ここのところ、出かける際には必ず持って出ることにしているNikonのD40XとMFレンズのNikkor 50mm。

デジカメなのに、露出は完全にマニュアル操作となる。
光の状態を見て、ISO感度、絞り、シャッタースピードを合わせて撮影に入る。
ピントはMF機ではないので、完璧に合わせることがとても難しいといえば難しいのだが、レンズが明るいことと、EOS Kiss X5よりは見やすいファインダーということもあり、それなりに撮影は出来ている。

マニュアル操作で撮影するために、連写性はどうしても落ちる。
しかし、だからこそじっくり撮影する感じにはなる。
あと、液晶モニタですぐに確認できるというのもありがたい。
ここで、露出が合っていなければ、ISO感度か絞りかシャッタースピードを変えることになる。
暗いところで撮影する場合、絞りを開いて撮影しがちになるが、そうすると被写界深度が浅くなりすぎるので、安易に絞りをさわりたくはない。
となると、シャッタースピードかISO感度になる。
シャッタースピードも遅くすると、手ぶれ補正機能がないカメラということもあり、手ぶれが怖くなる。
APS-Cに50mmという組み合わせということからも、若干望遠よりになるため、手ぶれが発生しやすい。
となると、自ずとISO感度の調整ということになってくる。
NikonのD40XはISO感度が800になると、さすがにノイズが出てくるので、実用範囲は400まで。
この感じも、フィルムカメラで撮影している感覚とすごく似ている。

そんな感じで、撮影するときの光の状態からさわることの出来る要素を判断して、カメラを構えるという段取りになる。
その操作を楽しんでいるところもある。

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動いている電車がぶれるかぶれないか、シャッタースピードを考えて、撮影してみた。曇り空で、そんなに絞れる状態でもなく、被写界深度を稼げるかどうかという感じもあったが、それなりに撮れている。

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いつもお世話になっている駐車場での一コマ。
このコーンを見ると、シャッターを切りたくなる。

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モノクロで街の風景を撮るのは、案外画素数の小さい、古いデジタルカメラではアリなのかもしれない。
カラーで撮影すると、どうもゴチャゴチャとなってしまう感じがしないでもない。
これを撮影したときは、カメラの設定はRAW+BASICで、JPEGはBWにしていた。
RAWはカラーでデータが保存されているので、Lightroomで書き出してみたらこんな感じ。

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色の情報量というのは、すごいものだなぁと感じずにはいられない。
カラーも好きだが、やっぱり最近はBWのモードで撮れる画像が好ましいと感じる。

このカメラで色々と楽しめている感じがすごくある。
それにしても、とてもいい買い物をしたと感じずにはいられない。

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