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20210519 オールドデジタルカメラ遊び・・・CanonPowerShot S70はRAWで撮影できるのだけれど、、、

梅雨の時期となり、梅雨だからこそ見える瞬間を撮りたくて、クリニックへの通院の時にはやっぱりカメラを持ち歩く。
ただし、荷物はできるだけ少なくしたい。
リハビリに1年以上通っていると、配られたワークシートの枚数が半端ない量になってきて、バインダーは分厚くなり、鞄の中の体積と重量のほとんどを占める状態になってきている。
これらのワークシートは、何ヶ月かごとに同じ内容を扱うのだけれど、その変化を見るためにも持ち歩いておいた方が良いので、鞄の中に入れて持ち歩くことになってしまう。
しかも、梅雨となって鞄を二つは持ちたくない。
片手には傘を持ち、メインの荷物はリュックに入れ、さらに手提げ鞄を持つとなると、雨に濡れないように歩くというのは最早難しい。

そうなると、持ち歩くカメラは小型のものが望ましくなる。
そうすると、コンパクトデジカメがメインになる。
ここ最近はRICOH R8を持ち出すことが多かった。
ポケットにすっと入る。
しかし、ここ数日は久々にCanonPowerShot S70を持ち出している。
というのもこのカメラ、RAWで撮影ができるのだ。

画像1

画像2

2枚とも、RAWで撮影してLightroomで現像。

さて、700万画素、1/1.7インチのCCD受像素子といったカメラではあるのだけれど、果たしてどんなものだろう。
ISOは400までしか無いカメラで、梅雨空の暗い中での撮影。

しかし、撮影して、現像して、画像を見ていてふと考えた。

「何故に、RAWで撮影する必要性があるのか?」

オールドデジタルカメラで遊ぶのに、わざわざRAWで撮影する必要性って有るのか?
よりきれいな画像が欲しいのならば、最新式のデジカメを使えば良いのだし、何だかなぁと「?」と自問自答する状態に。

コンパクトデジカメでRAWで撮影できるというのが珍しいといえば珍しい。
自分が持っているコンパクトデジカメで、RAWで撮影できるのはこれだけ。
確かに、JPEGで撮影するよりもRAWの方がデータをいじって自分のイメージするものに近づけるということはしやすいかもしれない。
まだLightroomでの現像というところに関しては、自分の中でもわからないことがたくさんあるし、視点を持っていないからなんとも言えない。
これが、デジタル一眼レフや高級コンパクトデジカメで作品作りというのならわからないでも無い。
でも、今の自分に作品を作っているという意識は無い。
どちらかというと、昆虫採集ならぬ「街角採集」がしたいという感じ。
本当にごくごく日常の、いつもそばにある風景、しかし時間の経過とともに移り変わっていくもの。
その時々を閉じ込めたいというところが、自分が撮影することに対して興味を持っているところで。
写れば何でも良いといえば何でも良いのだけれど、それでもカメラは「街角採集」をするための道具として、肝心なものであるのは間違いない。
だからといって、最新式のデジカメの必要性をも感じない。
しかし、カメラを触るのはやっぱり楽しいというのも本音ではある。

その中で、このCanonPowerShot S70という今から15年前のカメラで、RAWで撮影することってどんな感じなんだろう?という疑問が湧いてきた。
疑問が湧いてきたからこそ、撮ってみた。

そして、まだ疑問に対して言語化できるところまでは達していない。
しばらく、RAWでたくさん撮影してみて、そこから何を感じるのかというのを試してみたいとも思う。

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