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20220129 色々とメンテナンスをしてもらったNikonのD7000はというと・・・

昨日、ニコンプラザでメンテナンスをしてもらったD7000。
結局何が悪かったかというと、AFを調整するミラーがずれていたとのこと。
これは、AF-Sレンズでは余り影響がないらしいというのが不思議。

どうやら、これは衝撃などでずれていくらしい。
シャッターを1度切るとミクロン単位でずれていくとのこと。
定期的に点検する必要があるみたい。
今回は、サービスの人が予想したとおり、やっぱりずれていたということで調整をしてもらった。
また、点検パックでセンサーの掃除もしてもらう。
調べてもらうとかなり汚れていたみたい。

この二つの作業で3960円。

昨日は、本当にピントのズレがないかを触ってみたけれど、どうやらやっぱり28mmのレンズは少しずれている。
調整をしたときにつけていたのは28-70のレンズだったのだけど、これについてはズレがなかった。
また、70-210mmのレンズをつけたときもずれないので、やっぱり28mmのレンズがずれている可能性は高い。
これだけは、微調整をかけることにして調節した。

それで、今日の夕方、ウォーキングに出るときに持って出た。
ちょうど日が暮れる隠れないかのタイミング。
薄暗い状態でPモードで撮影した。ほぼほぼ絞りは開放に近い状態なので、ピントが合っているかどうかがわかりやすい。

画像1

鉢植えの花を撮影。
赤い花にピントを合わせて撮影してみたのだけれど、大丈夫っぽい。

画像2

サザンカ。
おしべのやくや花粉などもしっかりと見えるくらいに写っている。
ここまで写れば、まあ十分じゃないか。

画像3

ムラサキシキブと書かれている札がぶら下がっている植物が植え込みにあったので撮ってみた。
ところが、JPEG撮って出しでは、この白い札に紫色の偽色が出ている。
28mmのレンズは、どうもこの偽色が出やすい感じがある。
ちなみに、RAWだとギリギリ偽色が出ない。

画像4

とても背の高いメタセコイアのシルエット。

画像9

これはRAWのデータをLightroomで「自動」をワンクリックしただけで編集したもの。
JPEG撮って出しではシャドウが潰れてしまっている感じがあるが、RAWではシャドウもしっかりと生きている。

でも、JPEGの画像はこれで十分のような感じがする。
ちなみに、ダブルスロットになっているので、1つめのスロットはRAWで、2つめのスロットにはJPEGで保存する設定にしている。
どんな使い方が良いのかは、これから研究。

画像5

ちょっと丘の上まで上がってきて、撮影。
露出は、空の雲に合わせているので、風景は黒く潰れている感じがあるけれど、この方が自分の好みではある。
RAWでシャドウを持ち上げれば良いのだろうけれど、カメラの撮って出しの画像に注文をつけずとも、とても落ち着いた画像が出てきてくれるので良いと思う。
CanonのEOS Kiss X5とまだ比べてはいないけれど、EOS Kiss X5の場合はちょっと演出が入る感じの色に仕上がるイメージがあるので、印象としてはこちらの方が素直な感じがある。

画像6

団地まで戻ってきて、完全に日が沈んだあとの空。
団地やマンションなどの建物のシルエットが、上品。
ノイズが目立つ感じでもない。

画像7

チェリオの自販機。
ISO感度はここで800に上げている。
ほぼ陰っている状態で白い自販機、しかも灯りが付いている状態のものを撮影したらどんな感じだろう?と思っていたのだけど、思った以上に普通に写っている。
レンズが明るいというのもあるのかもしれないし、28mmという焦点距離が手ぶれを余り気にせずとも良い状況を作ってくれていたのかもしれない。

画像8

最後、ベランダから。
これも露出は空に合わせ、AEロックのじょうたいで、正面のマンションにピントを合わせて撮影した。
日が暮れたあとの空気感が映っている感じが好印象。

まあ、古い一眼レフではあるけれど、よく写る。
これが、1万円なんてホントにすごい。
というか、中級機の実力を侮っていた。
D40XやEOS Kiss X5とは明らかに違う。
求められている性能が違うのだろうというのも触るとわかる。
それは、昨日のニコンプラザで触ったD500でも感じた。
あちらはDXフォーマットの中級機のヒエラルキーでは最上位の機種ではあるけれど、その操作感は安心感の塊という感じがすごくある。
どこにも隙がない。
D500は、数日前にディスコンが発表されたが、まだニコンプラザには飾られていたし、新品で手に入れられる所もあるみたい。
何せ、ファインダーがとても良かった。
ニコンプラザに置いてあるZ7ⅡやZ6Ⅱ、Z5、Z50などのファインダーを覗いてシャッターを切ってみたけれど、光学ファインダーの素通し感がやっぱり良いなぁなんて感じた。
もし、新品を買うのならばD500の方が良いなぁと感じた。

自分にはミラーレスはまだまだ必要ない。
しかも、10年前のD7000が1万円で手に入るのだ。
それこそD500を10年後に、これまた1万円くらいで手に入れられたら良いなぁ。

話がそれてしまった。
D7000はメンテナンスをしてもらって、調子は良い。
すぐにピントが合う感じは、なんとも言えないくらい気持ちいい。
D40Xよりもちょっと重たいけれど、しばらくはこれを鞄の中に入れて毎日出かけることになりそう。

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