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20210819 オールドデジタルカメラ遊び・・・Power Shot SX100ISのホワイトバランスは太陽光が良いかも

いつも通り、カメラを持ってクリニックに出かける。
雨が強く降っていて、そうした風景もまた残しておきたいなとシャッターを切った。
ふと、カメラに出てくる画面が違うなぁと思って確認すると、「Auto」モードになっている。
普段は「P」モードで撮影しているので、違ったわけだ。

「Auto」モードは、設定できる範囲が狭い。
いつも「P」モードで撮影するときに、自分の気に入った状態に設定しているので、しっくりくる感じになっている。

画像1

これは「Auto」モード。
画像のデータを見てみると、ISO=80、f=4、1/60sで撮影されている。
ホワイトバランスは、これまた「Auto」。

画像2

これは「P」モード。
画像のデータを見てみると、ISO=80と同じで、f=4、1/160sで撮影されている。
ホワイトバランスは「太陽光」。
ちなみに、「P」モードで撮影するときのカラーバランスは、CCDセンサーの色がより活きると感じる「くっきりカラー」に設定して使っている。

見たまんまの感じに近いのは、「P」モードで撮影した方。
noteに貼り付けてみると、あんまり違いがわからないかもしれないが、少し青みがかっている感じ。
「Auto」モードの方が、赤みがかっている。

レンズのズーム具合は全く同じで、撮影範囲も若干違いはあるけれどほぼ同じ。
しかしながら、シャッタースピードが違う。

どちらが好みかというと、「P」モードの方。
まあ、色々と設定をいじりながら試した結果が自分の好みになっているので、当たり前と言えば当たり前なんだけど。

確か、鈴木心さんのYouTubeで、
「カメラのホワイトバランスは、いつも太陽光にする」
と言っていたのを見て、その話を参考に自分のカメラもそうしてみると、それ以来画像の色の偏りがなくなったので、ほぼどのデジカメでもホワイトバランスは「太陽光」にするようになった。
そして、「太陽光」で撮影していくと、より見た目に近い感じがとてもある。
光温度が光源によって変わるので、そうしたのを調整するのがデジカメのホワイトバランスではあるのだけど、案外気にしないでも良いのかもしれない。

もしかしたら、昔と違って光源がほとんどLEDになったことで、光源の違いというのが出にくくなったのかもしれないなどと思ったりする。
ちょっと物理的な話をすると、白熱電球と白熱電球色LEDでは、実際に高原から出ている光の波長が全然違うから(これは、実験してみると面白いが、またその話は別のところで)。
結果的に、カメラのホワイトバランスを「太陽光」に固定することで、ほぼほぼ大丈夫な世界になってきたのだろう。

古いデジカメでも、モード一つで色々と考えることが出来るから、これまた面白いし、奥深さがあるなぁと感じる。

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