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20231211 写真集「屠場」本橋成一

屠場という写真集は、結構前に書店で見て気になっていた。
そして、写真集のコーナーに行くと、また目に留まった。
そこで、購入することにした。
これは、持っておかないといけない。
そう思ったのだ。

ハードなコントラストのモノクローム。
それが、この写真集のモチーフにとてもぴったりでもある。
存在と表現が一致している。
そんな感じを受ける。

ここ最近、写真集を購入することが多くなった。
写真に興味を持ってはいたが、それまであまり写真集を観てこなかったというのもある。
それから、人の名前を覚えられないということもある。
だから、写真のイメージは残っていてもそれを誰が撮影したのかが覚えられなかったりした。
しかし、ちょっとずつ覚えられるようになってきた。
それは、写真から撮影した人の個性というものが見えてくるようになったからかもしれない。

有名どころならば、誰が見ても「この人の写真』ということになるだろう。
おそらく、そうした個性があるのを見分ける能力が自分になかったのだ。
「写真集を読む」というのも、ちょっとずつ理解できるようになってきたということなんだろうな。

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