消される側の

まあなんでしょうね
ダグデドってなんだったの？
って話でしたか
引ニートバンザイ駆逐されろ〜
と言わんばかりの展開でした
お粒ちゃんって自分の事だったのね
独りよがりのワガママ

まるで私じゃないか

と

キングオージャー最終回のそれを見て
それを知る私のクソさ加減に
悪役にもならず
正義にもならない
皆違ってみんな良いなんて
酷い話しよ

めでたしめでたしを諦めない
諦めちゃいないけど
現実は理不尽で勝手に過ぎる時の中
封じ込める感情の行方はどこなのか

記憶はブラックホールの中のアーカイブに残るのだと誰かに教わったのだけれど
そんな話誰も信じちゃくれませぬ
星のひとつやふたつ
常日頃から生まれては消える
人の命とて変わらぬものだと言うのに
人は何かと美談を欲しがりそれを喜ぶ

ブラックホールから引き出してくる記憶の中には、悪意の込められた皮肉も山ほどあるというのに人はなぜかキレイゴトだけを美談として取り扱う悪魔なような諸行無常
全ては無から始まり無へと還る
その繰り返しの中の瞬間の切り抜き

誰にも
何も
伝わらないまま生きている

また桜を愛でる季節になりました

水仙もじっと咲いている

オーロラを見た日の次の朝
あれは全て夢だったのだと
生きるとは今だけの事
先も後もない