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空通信vol.128_【姫路の大学生が送る】姫路の魅力発信インタビューVol.36【藤橋商店 藤橋様】

こんにちは!
インターンの宮下です。
今回はたまごで有名な『藤橋商店』の代表取締役の藤橋さんにインタビューさせていただきました。
社長ならではの考え方を聞かせていただき、私自身勉強になり、記事にまとめたのでぜひご覧ください。

藤橋さんってどんな人?

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名前:藤橋拓志 様
年齢:59歳
とてもパワフルな方で、毎朝10キロ走るのを日課にされています。
インタビューさせていただいた日は11キロ以上走られていました。
フルマラソンや100kmや250kmマラソンに出て完走されるほど、パワフルな方で筋トレもされており還暦近いことなどわからないほど、見た目も若々しい方でした。
21歳の僕よりも元気なのではないかと思うほど凄い方でした。
そんな元気を社長の藤橋さんが持っているからこそ、従業員の皆さんも元気を与えられて要るのではないかと感じました。

藤橋さんの大事にしていること

藤橋家の誓い

私はインタビューさせていただくにあたって藤橋さんに「藤橋家の誓い」というものをいただきました。
「藤橋家の誓い」とは社員さんは全員持っており、社長である藤橋さんの考え、会社の思い、それらを社員さんに理解してもらい心を1つにするために藤橋さん自ら冊子にされたそうです。
「藤橋家の誓い」には藤橋さんが感銘を受けた言葉や詩なども載せられているのですが、今回は藤橋さんにインタビューさせていただいて経営する上での思いをお聞きしたので、理念や社訓を紹介したいともいます。

経営理念

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経営理念とは、企業の根幹の思いです。
藤橋商店さんの場合は藤橋家の夢と理想が掲げられています。
なぜ必要なのか!
5つの理由があります。
理由について聞かせていただいて、私なりにまとめました。

 ①多様化の時代の求心力
うまれも育ちも違い、価値観の違う人たちが集まって仕事をする上で、同じ方向を見て一緒に仕事をしてもらうために必要である。

②経営理念の共有による社員の誇りと自信
自分の働いている会社はこんな思いを持っている会社なんだと誇りを持って、周りの人に胸を張れる。そんな経営理念になっている。

③ステークホルダー(利害関係者)からの信頼と尊敬
銀行や、お取引先様、そしてお客様から「あの会社はきちんとした経営理念を持っている」という信頼と尊敬を受けることにつながる。

④すぐれた人財を採用しやすくなる
会社の経営理念に共感し、志をともにする優れた人財が集まってくる。

⑤業績が向上する
20年間にわたって行われた調査で「経営理念」があるかないかで利益の差が4倍以上も違うという結果が出ました。
会社で働く人が「自分の会社はこんな思いを持っているんだ」ということをちゃんと理解し、同じ方向を見て仕事をすることによって、会社が前に進みます。
私はその結果業績が伸びるのではないかと考えます。

藤橋さんはインタビューの際にこんな話をしてくださいました。

中世ヨーロッパで、旅人がある街に通りかかった時、たくさんの人が大きな工事現場でレンガを積んで働いていました。

そこで旅人は、その人達3人に、次のように質問しました。

『何をしているのですか?』

1人目「見ればわかるだろ、レンガを積んでいるんだ。親方に言われた通りレンガを積んで金をもらって飯を食っているんだ。」
2人目「私はレンガを積んで、壁を作っています。お陰で家族を養い幸せに暮らしています。」
3人目「私は大聖堂を作っています。この街のみんなの心の拠り所になり、みんなが幸せになってくれたらと思ってます。」

10年後

1人目は相変わらず壁を作っていました。
2人目は少し給料のいい屋根の上での仕事をしていました。
3人目は親方になっていました。

私はこの話を聞いた時に3人の違いはなんだろうかと考えました。
実はこの3人は同じ仕事をしていて、みんな大聖堂を作っているのではないか。
じゃあ10年後の違いはなぜできたのかと考えると、「視点」の違いなのではないかと思いました。

1人目は、ぶつくさ言いながら言われたことだけやっていて、この仕事が何のための仕事かも理解しないで、とりあえず作業をしている。
2人目は、レンガを積み上げて結果、何ができるのかという目的が見えている。
3人目は、レンガを積み上げているが、これが何を作っているのかを理解し、出来上がった結果どのような未来が創造できるのかまで考え、仕事をしている。

大学に置き換えて考えてみると
1人目は、とりあえず出席して宿題をこなすだけの学生
2人目は、この授業はどんなことが学べるのかを考えながら受講する学生
3人目は、自分の目標達成のためにどのような授業構成にし、どんなことに意識しながら授業を受ければ成長が早いのかを考え続けている学生

今自分の状況に置き換えて考えてみてください。

どんな人になりたいかを考え、目標を設定し、今を行動する。
簡単にできることではないですし、どれだけの人がこれを実践できているかと聞かれば少ないと思います。
ですが考え続けることをやめ、思考停止で1日を消費していくのは勿体無いです。
いろんなものはお金で買うことができますが、時間は絶対に買えません。
かけがえのない財産を持っていることを自覚して、1日1日を過ごすことによって起こした行動は、将来絶対に役に立ちます。

今回インタビューさせていただいた場所

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店名:MAHALO HAWAII(マハロハワイ)
住所:兵庫県姫路市駅前町363-1 フェスタビル南館 4階
電話番号:079-284-0860
ホットペッパー:https://www.hotpepper.jp/strJ001277381/

藤橋商店様が経営されているハワイアンレストランで、藤橋さんに負けない元気な店員さんが迎えてくれます。
店内もおしゃれで食事メニューも美味しく、デートやランチ、カフェとして使えるのでぜひ行ってみてください。

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インタビュアー宮下の感想

今回インタビューさせていただき、たくさんのお話を聞かせていただきましたが、記事の長さ的にもこれが精一杯でした。
なので私が一番考えさせられた部分を抜粋させていただき、記事にさせていただきました。
私自身もう就活が始まっている身として、「どんな会社さんがいいだろうか」と考えたときに経営理念がしっかりあり、共感でき、将来の自分像が叶えられそうな会社さんに就職したいと思いました。
なので今回、藤橋商店様の経営理念の意味や藤橋さんの思いを聞かせていただくことでとても勉強になりました。
この度はお忙しい中お時間をいただきインタビューにご協力くださりありがとうございました。

投稿者:宮下
Instagram:shin_sora_himeji
Twitter:@shin_sorahimeji

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