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道具屋ホリデイズ内にて企画展を行う・・・


2022年11月26・27日。
宮城県仙台市青葉区上杉2-4-1
道具屋ホリデイズ内にて企画展示を行う。

道具屋ホリデイズは古いモノを売るお店。

そこを展示のスペースとして開放する。

チャレンジ、初めての試みだ。



はじめに-なぜ企画展示を行うのか


僕は古物商。平成に生まれ、令和の世を生きる。

商売柄、たくさんの古いモノに囲まれていても、過ぎた光陰は想像するより他ない。
かつての時代に想いを馳せることが出来るのは今の世を生きるぼくらの特権だ。

例えば古い扇風機のガードが粗い理由…皆さんはご存知?



デザインや言葉、人々の憧れや心が移ろう様。
成功と発展、その影で忘れられていくテクノロジーとプロダクト。

僕は古いモノに触れることで事象を想起する、それが面白くて、楽しくて、しょうがない。
・・・僕は「その行為」がたまらなく好きだ。



普段は古いモノを売ることを生業としている道具屋ホリデイズとそのオーナーである僕。
その立場を利用して企画展示を行うことで古物の可能性を再提案出来るのではと考えてみた。

いつもの売り買いとは別に、僕が思う古物の"面白い"を提案してみたいと思い、企画を始めるに至った。


先日、地方の番組にて店舗を取り上げていただいた。
その際も似たようなコトを無意識に口走っていたようだ


僕の好きな、古いモノには"面白い"がたくさん詰まっている。


企画の協力者


はじめるには定期的には続けたい、とは思うがまずは1回目は実験的に。

そんな"実験ネズミ"を買って出てくれる男が現れた。
棚から牡丹餅、願ってもない。

それがOくんだ。
なお、企画にあたっては「菊菱工廠のO」と名乗っていただくことにした。
菊菱工廠は彼が続けているブログタイトルだ。




Oくんは面白い。
ただ1人で、マッドに様々な趣味を黙々と続けている男だ。

車、カメラ、ラジコン、アンティークラジオ・・・。

その趣味の1つが扇風機。



今回の企画展示は「日本においての扇風機の変遷」に絞って行うことにしてみた。

11月に行うのに扇風機?とは僕も思った。
ただ、そんな「季」節「違い」なのもマッドな言葉遊びの一つとして、いいんじゃ?
と二人でニヤニヤしながら準備を進めることとした。


企画概要


菊菱工廠コレクション
- 工業デザインの興り 扇風機の100年 -
道具屋ホリデイズ presents 企画展示 title

令和の時代にヱレクトリックな風を。
明治・大正・昭和の扇風機の変遷。


明治のころ、文明開化とともに流入された海外製の文化や技術は日本の生活に革新を齎した。
中でも "ヱレクトリック" なプロダクト = 家電はその代表例と言えるだろう。

家電の中で最もはじめに日本国内で需要が見出され、国内生産・普及したのが「扇風機」であることはみなさんご存知だろうか。
扇風機は、日本において工業デザインが民衆のモノとなったはじまりのプロダクトだといっても過言ではない。

扇風機の歴史やデザインの変遷を紐解きつつ、実際に稼働する五十〜百年も前に製造された実機をご覧いただける企画展示です。



🎥菊菱工廠コレクション

  • 工業デザインの興り 扇風機の100年 -

🗓 11/26(土) ・ 27(日)
🕰 10〜19時(両日共に)
🏢 道具屋ホリデイズ ( 宮城県仙台市青葉区上杉2-4-1 1F ) 内にて

※当日は店舗道具屋ホリデイズも通常営業の予定です。

⭐️入場無料⭐️

◎普段は古道具・古家具の販売を生業としている道具屋ホリデイズ。
その場を限定的なギャラリーとして開放し、企画展示を行うことで古物の可能性を再提案したい。

◎一番古い展示物は明治期の扇風機!
大正・昭和三十年代までの扇風機を20台ほどのほか、当時を伺えるたくさんの資料をご用意いたします。

◎道具屋ホリデイズオーナー、アベソラタロウの友人Oくん(菊菱工廠)を招いた企画展示です。

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当日までに今一度きちんと告知記事を投稿する予定。
ご期待いただきたい。

道具屋ホリデイズ オーナー アベソラタロウ 拝

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