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骨董・古道具の楽しみ方

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骨董品、古道具と呼ばれるジャンルの「面白い!」とは・・・。 骨董商である僕からの解説・アドバイス。
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記事一覧

古道具を楽しむ #8 堤焼

宮城・仙台を代表する民窯、堤焼。 道具屋ホリデイズの立地にもゆかりのある、堤焼。 堤焼 …

古道具を楽しむ #7 幻のオリンピック

幻の東京オリンピックという言葉は皆さんご存じだろうか。 2020オリンピックのように延期開…

古道具を楽しむ #6 ペトルス・レグー 西洋から見た日本

僕の仕事は古物商(骨董商) 古物業者の競り売りにて、オランダの皿を見つけた。 デルフト陶…

古道具を楽しむ #5 プリミティヴアート 願うはイタイ

僕は日本の骨董商(古道具屋) 僕の経営する実売店"道具屋ホリデイズ"には基本的に日本国内のモ…

古道具を楽しむ #4 氷コップ

氷コップとは、読んで字の如く かき"氷"を食べるための"コップ" 古物ファンの間ではわりとポ…

古道具を楽しむ #2 文机

骨董・古道具の楽しみ方の1つ"見立て" 見定める、の意味ではない。 「ある目的において、他…

古道具を楽しむ #1 灯りモノ・燭台

火を灯す。 採掘資源の乏しい日本において油はとても希少だ。 植物(えごま)から、魚から、クジラから… 無理矢理搾り取って使うしかなかった。 そんな貴重な油を使用して行われる"灯す"という行為。 灯りのある夜は、彼らにとってどれだけ希少で、有意義な時間だったろう。 自在燭台 自在燭台の自在は"自在に伸び縮みできる"の意。 ※自在鉤の自在と同じ意味 ぐるぐると螺旋を描く胴体は装飾ではなく、機能に則したモノ。 上下の動きを自在にすることで灯りの照らす範囲も調整できる

スターシステムと骨董品

僕は会話の中で数々の引用を使う。 友達と1つの肉まんをわけて食べる時も、 いいよいいよ… …