貧乏にならないために捨てるたった一つのこと

貧乏にならないために捨てるたった一つのもの。

それは、『見栄』だと思っている。

貧乏とは、収入が少なく生活が貧しいことである。

多くの人はある一定の収入があるにも関わらず貧乏だという。

本来ならば、普通に生きていく上で十分な金額を稼いでいるにも関わらずだ。

それは見栄によって多くのお金を使わされているからではないだろうか。

自分を大きく見せたい、良く見せたいという感情は誰にでも必ずある。

しかし、その感情が大きくなりすぎると世の中生きづらくなってしまう。

大きな一軒家が欲しい。

高級車が欲しい。

有名ブランドのバッグが欲しい。

このように思ってしまうのも、見栄が原因ではないだろうか。

なぜ、高級車が欲しいのか。

車をただの移動手段としか捉えていない人であれば、高級車が欲しいなどとは思わないだろう。

一方で、高級車に乗っていることで自分の価値が上がると考えている人は、見栄によって高級車が欲しくなる。

もちろん高級車が完全に不要だとは思っていない。

高級車にはその車を作り上げた人の思いが詰まっているだろうし、馬力などのスペックも素晴らしいだろう。

このように単純にその車が好きで購入するのであれば、見栄は関係なく良い買い物だと思う。

しかし、高級車に乗っていればモテそうだからとか、周りがみんな高級車に乗っているし自分のある程度いい車に乗らなければと言うような安易な考えでは完全に見栄にお金を使わされているだけだろう。

見栄は余計なお金を使う原因になる。

見栄がなければ、ほどほどのもので我慢できる。

そもそも、上には上がいるので高価なものを買って自慢しようと思っても、一部の人には自慢できるかもしれないが、自分よりも上の人には自慢できない。

自分の小ささを実感して落ち込んでしまうだけだ。

自慢をするために身の丈以上のものを買っても結局は意味がない。

ある一定のラインで満足することが大切なのではないか。

ここまで見栄を否定してきたが、完全に見栄がなくなればいいとは思っていない。

見栄が自分の成長につながることはある。

実際に世の中こんなに発展したのも、見栄が大きく貢献していると思う。

周りを見返したいという一種の見栄が活力を与え成功したという人もいるだろう。

実際に見栄が完全になくなれば、全く向上心のない人になってしまうかもしれない。

見栄で貧乏にならないためにはどうすればいいか。

見栄にお金を使わされていないかを考えればいい。

この買い物で本当に満足するのか考えてみる。

他の人に自慢できなくても、自分自身が満足できていればそれでいい。

完全に見栄を捨てるのはとても難しい。

特別な修行を積んだ人でなければそんなことは無理だろう。

だが、貧乏につながるような本当に余計な見栄は、少し考えれば手放すことができると思う。

そうすれば、暮らしは少し楽になる。

世の中には色々な節約方法があるが、余計な見栄を捨てることが１番の節約になるのかもしれない。

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