家族ゲーム
あらすじ:出来のいい兄とは反対に、問題児の中学3年の弟・沼田茂之。高校受験を控えて、家庭教師としてやって来たのは三流大学の7年生でなぜか植物図鑑を持ち歩く吉本勝という奇妙な男だった……。
この作品は名作だ。
横一列に並ぶ夕食のシーンがこの家族を物語っている。
この作品に出てくる親は息子に対して余所余所しい。
しかし家庭教師は茂之を怒る時に平手で殴るは、いじめられていることを知り、喧嘩の仕方を教えるは・・・。 親が息子と関わらない代わりに家庭教師が息子を教育している様は風刺以外の何物でもない。
終盤の『最後の晩餐』のパロディのような夕食シーンは必見です。
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