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大統領の陰謀

あらすじ:1972年6月17日、ウォーターゲートビルで働く警備員のフランク・ウィルズが建物のドアに奇妙なテープが貼られていることに気付き、警察に通報。民主党全国委員会本部オフィスに侵入していた5人組の男は不法侵入の罪で逮捕された。入社してまだ日が浅いワシントン・ポスト紙の社会部記者ボブ・ウッドワードは、社会部長のハワード・ローゼンフェルドから、民主党本部における不法侵入事件の法廷取材を命じられる。


今作品の良い所は、大げさな演出に頼ることなく淡々と事実を描いている点だ。そして、記者に情報提供するディープスロートも物語を盛り上げる一因となっている。ディープスロートと記者が初対面するシーンは忘れられない。深夜の駐車場、暗がりの中目を凝らす記者。カチッとライターが点く音。記者、音がした方に目をやると火が点る煙草を燻らせるディープスロートが立っている。このシーンを観ることができただけでもめっけものだと思った私です。


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