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宇宙人生相談:わたしたちは立ち止まれない

こんにちは、イワシロです。
宇宙や星をメインテーマに、リアルな体験を届ける活動をしています。

今日は、新型コロナウイルス(COVID-19)による影響で、何かがストップしてしまったり打撃を受けたりして停滞している状況を受けて
宇宙視点から何か学べないかなと、思いつくままに書いています。

移動しまくる私たち

皆さんは、どんなカレンダーを使っていますか?
私は目的に合わせていろいろ使っているのですが、今私の中でアツいのがこちら。

「地球暦」は、カレンダーというよりは、太陽系の中で惑星たちがどのような位置関係にあるのかをひと目でとらえることができる地図ようなもの。

このカレンダーでは、1年は春分の日からスタートします。
別売で惑星ピンがあり、それをカレンダーの日付のところに刺せば完成です。2020年3月20日の地球なら、こんな感じ(手前のピン)です。

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奥のピンは水星(青)と金星(黄色)です。円の中心が太陽の位置。
この時期夕方金星がきれいに輝いている理由や、この地球ピンのどのあたりに自分がいるのだろうかなど、想像がふくらんできます。

わたしたちは地球の上に立っていて、その自転に合わせて(赤道上で計算すると)秒速約460mで移動しています。
その地球は太陽の周りを1秒に約30㎞の速さで公転していて、もっと俯瞰してみると太陽系は天の川銀河の中心を1秒で約240㎞で周っているのだから、相当忙しい移動です。

その銀河も、宇宙の中で位置を変えています。(速度については難しくなるのでまた今度)

わたしたちが普段使っている地図、例えばグーグルマップなどには、北緯35度、東経135度といった地球上の座標が出てきます。この座標は、地球上でのみ通用する位置の定義です。

しかし私たちは、宇宙の中でそれこそ1秒ごとに30㎞の速度で移動、さらに240㎞の速度で太陽についていきつつ、銀河にもついていくのだから、この定義は宇宙規模では実にあいまいなものです。

今いる場所から1歩も動かないからといって、宇宙の中でまったく移動しないでいるということはどうやら不可能なようです。

動かないなんて無理

こんなことを考えていたら、自分の今いる位置っていったい何?というような疑問が浮かんできます。地球上ではとどまっているようでも、常に猛スピードで動き続ける宇宙に生きている以上は、動いているという事実から私たちは逃れられないのです。

(発想が飛躍しているようですが、こうした宇宙のなかの移動によって地球が生まれ、月が生まれ、季節の変化が生まれ、潮の満ち引きが生まれたことを考えれば、この発想もあながち間違っていないと思います。)

結局何が言いたいかというと、自分の立ち位置を宇宙の中で維持し続けることは無理なのだから、現在地にとどまり続けることはできないのだということです。

地震、台風、疫病など、さまざまな理由で、進んでいる道にストップがかかることってあると思います。2020年3月現在、新型コロナウイルスによるイベント中止は、イワシロにも打撃を与えています。とほほ。。。

でも、いつまでも立ち止まっていてもいけません。
立ち止まっていたって、動いてしまっているといったほうがいいと思います。次にやりたい事や、新しい取り組みを考えずにはいられないのが、地球人、いや、宇宙人としての宿命なのですね。

新しくやりたい事がわいてきたので、また詳しくお知らせします。


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