生物学的描写<ペンダントとしてのデザイン性
イルカやシャチのペンダントをつくりだしてたまにいただくのが、尾びれの形状がまちがっているというお話です。
イルカやシャチは尾びれが水平であり、サメのように垂直ではないというお話。 教えてくださる方は、SORAさん間違ってるんじゃないかな?という心配から、言っていただいております事、承知しております。
もちろん動物をつくるにあたり、動物について調べるわけで、知らないという事はまずないのですが。
ではなぜそういう風に言われるかというと、当方のシャチはぱっと見尾びれが垂直に見えるようで。
でもこれは作者としては垂直につくっているわけではなく、平面的でありながら、立体感のある水平な尾びれをイメージしています。
これはまちがっているのではなくあえてそうしているという事です。
なぜこういうデザインかといいますと、ペンダントとして身につけるため、水平を忠実に再現してしまうと、水平な尾びれは身につける人の肌にとがった部分が当たって不快であり、危険という事から悩んだ末そういうデザインにしています。
胸ヒレも下を向けているのはそういう事です。できるだけ水平な尾びれを平面であらわせるように、斜めに、奥に見える方のヒレは小さめにつくって遠近法てきな魅せ方にも工夫しているのですが、一部の方にはご理解いただけないようですので、記事にいたしました。
カエルやヤモリ、カニなどに関しましても、脚や指の数が少な目となっています。
生物学的な忠実さよりも、デザインとしてのわかりやすさと制作のし易さを重視しているからです。ですので、もしそういう生物学的な忠実さをもとめていらっしゃるのでしたら、おすすめいたしません。
極論それを言い出すと透明なカエルも紫のヤモリもいないという話までいってしまいますね(´◉◞౪◟◉)
でももし、ガラスのペンダントで動物を表現していて素敵だなと思ってくださる方がいましたら、どうぞよろしくお願いします。
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