まちがい続ける

いつからかよく分からない

分からないけどいつからか
ずっとまちがい続けてるような気する

いつかある瞬間に重大なまちがいを侵してから
その先選択すること決めること全部毎回完璧に
まちがい続けてるような気がする

でも最初のまちがいがどこだったのか
今となってははっきり分からない

あの頃までは確実に間違ってなかった、
という時点はあるけど
ここまで色んな選択をまちがい続けた後になると
その確信にも自信がなくなる

本当は
あの辺でまちがったのかな〜
なんて思ってる時点よりも
もうずっとずっと以前にまちがったのかもしれない

そしてそれからずっとまちがい続けてるということは
最初のまちがいはきっと致命的なまちがいで
ちょっとやそっとで修正できるようなものではなかったんだろう

そんな大きなまちがいを侵したにしては
どこでまちがったのか気付かないのはおかしいような気もするけど…

だから本当は
致命的な重大なまちがいなんて実は1回もしてなくて
ただ一生かけてずっとちょっとずつまちがっているだけの
ただの残念な人間なのかもしれない

自分がいったい いつどこでまちがったのか
なぜか全然分からないし
これから決める色んなことも引き続きまちがい続けるような気がするけど

これからもずっと自分で選択して決めていかないといけない
だって自分の人生だもん

そうこうしてるうちに
ずっとずっと進んだところで
ここだ!っていう修正点を見つけられるかもしれないし

もしかしたらずっとずっと進んだその先で
え、やっぱりまちがってなかったってこと!?
って気づくのかもしれない

死ぬまでどこでまちがったのか、
はたまた実は何もまちがったりしてなかったのか
分からないままかもしれない

ほんとの所はどうか今の時点では何も分からないし
ただ今は
「あ〜どっかでまちがった!
絶対なんかまちがったんや!だってこんなはずじゃなかったもん!」
て思ってるってこと

どこでまちがったのかもよく分からないからそのせいで自信がなくなって
選ぶこと決めることまたまちがってしまう気がしてるってだけのこと

本当はそれだけのことって分かってるんだよ
分かってるけどまちがうことは止められない
正解ばかり選び取れない

今の正解が明日の正解とは限らない
10年前のまちがいに今日救われるかもしれない

もう仕方ないから
まちがってまちがってまちがい続けて
それでもなんとか自分が行きたいとこに辿り着くまで
私は自分で決めることをやめないぞ

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