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『勝って兜の緒を締めよ』 4年・#1 橋本恭典

こんにちは。4年主将の橋本恭典です。

上南戦前日に続き、またまた執筆させていただきました。

今回のブログ、最後が一番大事です。長くなりますが特に部員の皆さんは最後の節だけでも読んでくださいね。


「勝利のご報告と御礼」


先日の上南戦。今年は3年ぶりの開催で、名古屋にある南山大学での開催でした。遠方にも関わらず、日頃からお世話になっているOB、OGや保護者の方々を始め、応援団、女バスの皆さん、また、インスタライブを通じて地元や大学の友人から親戚まで本当にたくさんの方々に応援していただきました。総勢100人超の大大大応援団が私たちの背中を押し続けてくれていました。アウェーの体育館もまるでホームのような安心感で、今シーズンで一番の力を発揮できた試合だったと思っています。皆様、本当にありがとうございました。


結果はお陰様で、70-67と僅差で上智大学の勝利という結果になりました。終始競り続ける我慢の展開で、ご覧になった方にはハラハラさせるような試合でしたが、見応えかつ内容のある試合でもあったと思います。リーグ戦では、このような試合を勝ちきれるチームであり続けるために、後半シーズンも尽力してまいります。

また、南山大学さんは私の大学生活4年間の対戦相手の中で最高のチームの一つでした。良い意味で今年はもう対戦したくない手強い相手です。南山大学男子バスケ部の方がこのブログをご覧になっているかはわかりませんが、ご対戦ありがとうございました。来年以降も熱い戦いをよろしくお願いします。



「上南戦を終えて」



『嬉しい。』


この一言に尽きます。

勝つことができたこと、率直に嬉しいです。全員で成し得た勝利に、ホッとしています。コート上、ベンチ、応援席、スタンド全てが一つのチームになることができていました。シーズン中盤に今のチームでこの雰囲気が味わえたことを自信に、リーグ戦ではさらに格の上がった『アツい上智』を見せつけられるようにしましょう。


また、結果的に決勝点となった自分の3ポイントですが、上智大学側で飛び上がって喜ぶことができた光景は一生忘れられないです。今回の経験を励みに、あの光景、あの喜びを再びチームで味わう為、長いようで短い残りのシーズンを頑張っていきます。そして、あの瞬間を作り上げたのは紛れもなくチーム全員、一人一人でした。たまたま、右45度で構えていて、同点の場面でコートに立っていて、シュートを決めたのが自分であっただけです。私自身も驕らず、初心に返ってバスケットボールが好きな気持ちを突き詰めていきたいと思います。



「組織理念を振り返る」


おそらく、上南戦という大舞台で上智大学男子バスケ部として結果が出たこと、皆嬉しく思っているのではないでしょうか。もう一度この成功体験、勝利の喜びを味わいたいと感じている人が多いと思います。

『勝って嬉しい。』

そう思える今だからこそ考えて欲しいことがあります。それは自分たちの「組織理念を振り返る」ことです。なぜ、振り返る必要があるのか。それは、今より更に強くなるため。勝つチームの文化を作り続け、定着させるため(定性目標)。最終的には、リーグ戦で『4部全勝』するため(定量目標)です。


改めて確認します。

組織理念    :「かっこいい」「強い」の当たり前の価値基準を作り続け、
           関わる人の感動を生む。
行動指針    :自己変革→他者変革→社会変革
スローガン:Create new standard


皆は、この四ヶ月「かっこいい」「強い」の当たり前の基準を作り、その価値基準をあげてくることができましたか?周りの怠惰に流されず自己変革を続け、他者や社会に良い影響を与えられるような行動をしてくることができましたか?内容は定性目標、定量目標の達成に必要であれば何だって良いです。プレーでも、運営でも、データ分析でも、日常生活でも。

是非、一つ一つの言動を振り返ってみてください。自分を棚にあげるかもしれませんが、例えば「試合から逆算した行動ができていたか」「ラントレで線を踏んでいたか」「練習で手を抜いていなかったか」「筋トレは継続できたか」「部の荷物を大切に扱えたか」「体調管理ができていたか」「時間に厳しくあれたか」など色々挙げられます。


こうして振り返ってみると必ず前半シーズンの課題、後半シーズンで自己変革するべきことが見えてきます。そして最終的には「関わる人を感動させるにはどうすれば良いか?」にまで繋げ、自分のやるべきことをより明確にしていきましょう。


実際に上南戦は自己変革と他者変革を続けてきた結果、社会変革をできた場で、「今からでもバスケ部に入りたい」と言う声もあったみたいですよ。「社会変革をも可能にできる私たち」と言うことで自信を持って、あと(早くて)3ヶ月、シーズン終了時までにもっと大きな社会変革を起こしましょう。


偉そうに言うかもしれません、周りが見えてない時もあるかもしれません、その時は誰であっても伝えてください。
『4部全勝』するためにたくさん話しましょう。




OB、OG、保護者の皆様、日頃からご支援、ご声援、誠にありがとうございます。今年のリーグ戦も感染状況次第ですが、有観客であれば是非会場で、無観客であっても是非インスタライブで応援いただけますと幸いです。今後ともご指導、ご鞭撻ほどよろしくお願いいたします。


(4年 橋本恭典)


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