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【外資IT勤務フルタイム ワーママ】世田谷区 STEAM 教育指導員になった

SOPH 代表の瀬戸です。
この度、ふと思い立ち世田谷区の STEAM 教育指導員になるための養成講座に通い、そして無事 "世田谷区 STEAM 教育指導員" になりました。

家族や友人にえ、なんで?と聞かれて、
え、何ででしょう…?と答えています。

"またわたし、面白そうだからという理由だけで頭から突っ込んでしまった…震" という。

先日、全 6 回の養成講座がすべて終わりまして無事認定証ももらい。
一連の所感を記録しておきます。


STEAM 教育が気になる

SOPH は親と保育者向けの講座提供を主軸にしています。
なので子ども向け講座というのは元の思想からは外れるものの、わたし自身が親としての興味として、子どもの教育は非常に気になる。
STEAM 教育、非常に気になる。という感じ。

STEAM 教育とは
科学・技術・工学・芸術・数学の5つの英単語の頭文字を組み合わせた造語。科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)。芸術・リベラルアーツ(Arts)、数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念。知る(探究)とつくる(創造)のサイクルを生み出す、分野横断的な学びです。

STEAM教育って? | STEAM JAPAN (steam-japan.com)

世田谷区の講座にわが子を送り込んでみる

調べてみたところ、世田谷区は区がやっている幼児・小中高生向けの教育講座が充実しており。

とある講座に上の子と下の子を連れて行ったのが 11 月後半のこと。

この施設、めっちゃいいやん…

教育総合センター、あまり知られていないのかもしれない。新しい施設だからだな。
教育総合センター | 世田谷区ホームページ (setagaya.lg.jp)

自由に製作できる工作室、絵本、幼児さんが遊べる場も充実。
どろんこ遊びも出来ちゃう。感心しきり。

穴を掘る息子。シャベルも貸してくれた。

おや、なんかポスターが貼ってあるぞ。ふむふむ、STEAM 教育講座の指導員を養成する講座もあるんだな~

気が付いたら QR コードにスマホをかざしていた

で、流れるように申し込み完了してました。

指導員養成講座に参加する

参加者の 7 割程度がシニア世代

初回。
聞こえてくる現役時代に何をやっていたかの会話に "あれ、わたし場違いだったかな…" と不安になる
自己紹介の際に大体みなさまのバックグラウンドを知ったのですが、様々なバックグラウンドを持つ先輩方に圧倒されました。

そして確信を得る。
なるほど、シニア層と子ども層は相性がいい!!!

何のために…でも楽しくはある

12月は師走とはよく申したもので。

養成講座は 12 月から 1 月に開催されていたのですが
多分に漏れず、わたしの 12 月は例年以上に企業人としての仕事が質・量ともに心に重たくのしかかっておりました。
SOPH としても 12 月はチャレンジの月で、"講座を提供したい!" という想いのある支援者の講座開催支援を行うという取り組みをしていて、他の方の想いを必要な方に届けるフレームを試行錯誤して作っているところでした。(その辺の話は別途記事に起こそうかなと思ってます)

12 月は グロービズ単科生の授業も佳境だったし、平たく言うと、わたし自身にいつも以上に余白がない。STEAM 教育指導員の養成講座が始まったころはストレス MAX だったのか背中の激痛が取れずに息を吸うのも吐くのもしんどかった。なるほど、ストレスこう出るのね~とこれもまた学び。

そんな中で、平日の午前中に 2 時間午前休を取って、もろもろをシャットアウトして養成講座に出ていたのですが。

懐かしの

考えてはダメだ。小中学校の時の授業と同じだ、考えるな!
"何のためにやっているのか" 深く考えてはダメだ!!!

この後、午後からどんなに重い仕事が待っていようとも、いますぐに返さなければいけない返信を講座直前に確認していたとしても…
わたしはいま、無心で葉脈を採取するんだ!アンモナイトのレプリカを作ってアクリル絵の具で着色するんだ!ビタミン C の濃度を滴定で測るんだ!!!

学校って、わたしにとっては思考停止の場所でもあったなと思い出しました。それが良かったのか悪かったのかは置いておくとしても。

普段、企業人をしていて "これは何のためにやっているのか" "目的は何か" を強烈に意識しながら時間を使っている感覚を引きずってしまうと、
葉脈を取ったり滴定をしたりアンモナイトレプリカを作ったりは楽しいものの、心の中がもぞもぞするような時間ではありましたが、
思ったのは『子ども時代には余白・目的のない何か・経験って必要だな』ということ。

わたしは子どもに、目的を強要していないだろうか?

いつも思う。そしてまた、どきりとする。
わたしは、わたしの子どもたちにとって、いい親で在れているだろうか。

ママがトリプルP のファシリテータになったとしても、STEAM 教育指導員になったとしても、企業人としていい成果を出したとしても、そんなのは我が子たちには究極、全然関係なくて。

わたしは、自分の子どもに、ちゃんと向き合えているだろうか。

世田谷区 STEAM 教育指導員になりました

無事、認定を受けまして。

SOPH は親と保育者向けの講座を提供するに主眼を置いているので、ちょっと本筋ではないことは自覚しつつ、
わたし個人として、今年、世田谷区で何かの講座を指導員として開催したいなと思っています。
まずは、講座のお手伝いから。

アイデアは色々ある。
何より、何だかわくわくする。心が動く。

SOPH の活動にどう繋がるのかはわからない。
ただ、わくわくするを指標にして今は動いてみようと思います。

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