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【保育園留学@御殿場 #3】1歳4歳ワーママのワンオペ ワーケーション

SOPH 代表の瀬戸です。

某外資 IT 企業でフルタイムで働く企業人でもあるわたし。この夏、1 歳 4 歳とワンオペ ワーケーションに行くことにしました。
子どもらは現地の保育園に 1 週間お世話になりました。

今回はこちらの続きのお話です。保育園生活などを主に。


保育園生活がスタート!

我が家は滞在中の月~金まで 8:30 過ぎから 16:30 ごろまで預かりをお願いしました。

朝起きてから登園まで

保育園留学中は、朝の光がよく入るコテージで子ども  2人と自然と 6 時前に目が覚めて、いつもより早く一日がスタートする感じでした。

都内では聞こえない虫の音を聞きながら子どもたちの寝顔を眺めながらベットでぼんやりする時間があり。
子どもたちと過ごすこの日々が人生に与えられていることに、しみじみとした感動を覚えて、控えめに言って最高でした。

朝ごはんの後は登園準備を。
リュックに持ち物を入れて日焼け止めを塗ってからコテージを出発。持ち物はざっとこんな感じ。

  • 水遊び用水着

  • 帽子

  • タオル

  • 水筒

  • 着替え

  • (1歳息子は) おむつ5枚と食事エプロン3枚

歩いて登園

コテージからは徒歩5分ほど。隣の敷地がお世話になるこども園です。
距離的には近いながらも、途中でいろんなイベントが入り、毎朝コテージを出てから保育園まで15分以上かかりました。

いざご機嫌に出発。

やる気みなぎる

虫を観察し

なんだこれ?

コテージ管理棟の前で猫のルンちゃんに挨拶。
そして保育園の前のヤギ氏たちに挨拶。

ヤギのエコとロモ

カエルなどを見つけては愛でて

カエルかわいい

何だかとにかく楽しそう。

絶妙な角度
この敷地!

色々しているとこども園の入り口をくぐるまで毎日20分といったところでした。

しかし暑かった!
遮るもののない太陽がありがたくも帽子と日焼け止めは本当に必須。

意外とスムーズに預けられた

初めての場所、初めての空間、初めての人たち。
大人でもこころの力が必要なので、子どもたちはどうなるかなと一抹の不安があったのですが、あっけないほど大丈夫でした。

事前面談からも感じていたけど、先生方がとても大らかに寄り添う姿勢でいてくださって親も安心して預けられました。
我が家の場合は姉弟がセットだったのもあり、特に初日はニコイチでずっと過ごしていたよう。ふたり一緒に行動できたから子どもたちも安心感があったようです。

体調は…

1週間の滞在。そら体調不良もあるだろうなとは思っていました。

途中、降園直前のタイミングで息子の方が 37.5 度を越えたとの連絡があり、いろいろな事態を想定して身構えましたが、幸い一瞬のことだったようで降園後には平熱、次の日以降は大丈夫でした。
とはいえ、風邪薬や解熱剤は持って行っていたので、念のため風邪薬は飲んでもらって何とか一週間を乗り切った感じでした。

連絡帳

普段の保育園生活ではアプリで連絡帳やり取りをしているのですが、保育園留学ではアプリなどでの運用は特になく。

おそらく園によって違うと思うのですが、紙媒体が必要だとのことで、ノートなどを持って行ってなかったもので毎日画用紙に連絡帳書いて持って行ってました。

手作り感満載
これもまた大事な思い出

仕事、はかど…る?

1週間の滞在中、普通に仕事してました。
とはいえ、いつもより 1 時間半ほどピックアップの時間が早かったです。

ワーケーションという単語は、Work と Vacation の造語だと思いますが、感覚的には場所を変えて普通に仕事をするという感じ。Vacation…ではない気がするなぁと思いながら一週間過ごしました。
ただ、意識的に資料作成や調査などのもくもくエンジニア ワークを多めにして、打ち合わせやワークショップなどの顧客対応は少なくはしていた。

滞在中のある日の予定はこんな感じ。

  • 9時 : 業務開始 資料作成

  • 11時 : 社内打ち合わせ1

  • 12時 : 社内打ち合わせ2

  • 12時半 : 昼ごはん

  • 13時 : 顧客打ち合わせ1

  • 13時半 : ワークショップの講師

  • 15時半 : ワークショップ終了、休憩

  • 16時 : 業務終了、夕飯の準備

  • 16時15分 : お迎えへ

改めて書いて思いましたが、こんなに仕事しなくてもよかったのかも。おそらく、もうちょっとゆったり組んだ方が、より環境を楽しめた気がします。
だってこの日とか本当に全然コテージから出なかったし。昼ごはんは納豆ご飯をかき込んだ感じだったし。

ただ、仕事をしていて煮詰まってふと目を上げた時に自然があるのは救いだった。

モバイル ディスプレイは持参

あとは、部屋が広くてきれいなので Teams 会議の時にカメラ オン時に背景画像を設定しなくて良いって、なんか良き!でした。

そして、なんだかこの 1 週間はいつものように働きながらも
"あぁ、あの件はこのアプローチを取ろう" とか "こんな取り組みをしてみたら面白いだろうな" "あの人に声をかけてみよう" といった普段ぎちぎちに詰まっている脳内からは出てこない発想が出てきてとても興味深かった。

働く場所を変えるって、いい!!

降園後も毎日楽しい

仕事を終えて、子どもをこども園まで迎えに行くとき。
まだ外は全然明るくて、虫の声がして風が気持ちよくて、何というか本当に癒されるなーと思いながら毎日歩いていました。

空を見上げることも
東京ではあまりなかったなと

こども園までの道のりの途中、コテージの管理棟というかカフェがあり、犬さんと猫さんに挨拶して、支配人の知子さんとちょっとおしゃべりをして "じゃ、お迎え行ってきますねー" という会話もとても心洗われる瞬間で。

喫茶店
素敵が過ぎる

こども園へ行くと、いつも通り・マイペースな子どもたちの顔を見て "あー今日も楽しかったんだな" と思えました。
先生とちょっと話してから降園。

帰り道でもヤギ氏に挨拶し、途中の知子さんたちがいる建物に寄って子どもたちは今日あったこととかをお話して、犬さんたちに挨拶して遊んでもらい。

犬さん早い!と必死で追いかける息子氏

癒しの時間を過ごしているうちにあっという間に日が暮れて。

富士山と夕日

コテージに子どもたちと戻って夜ご飯を食べて寝る。
そんな一週間でした。

とても人間らしい生活をしていた気がします。

また必ず行こう

子どもの成長、母の成長

子どもたちはとにかくずっと楽しそうだったのが印象的でした。母が緩んでいたのもあるのかな。
一方で大人が母だけだというプレッシャーがわたしにはずっとあって、いつもよりもぴりりとする瞬間がありました。

子どもについては、自分たちだけ外野の人間、というところから段々なじんでいく過程を子どもたちが体感していて、そういった意味でぐっと成長した 1 週間だった気がします。

そして、わたし自身は。
1年半前の絶望期からすると、本当に信じられないほど、こころが凪いでいる。

鬼が、いなくなったわけではない。ふとした時に、表出します。
でもやっぱり御し方がわかってきている。成長している。子どもを可愛いと思える瞬間が、前よりもたくさんある。

それがわかったのが、今回の旅の収穫でした。
(ちなみに東京までの帰りは、行きの猛省を活かし。うまいこと行った。ずきずきした猛省についてはこちら)

子どもと一緒に

今回は 1 週間でしたが、もうちょっと長く居たかった。
来年は 2 週間行こう!と今から思っていますが、一方で高いな~というのも正直なところで。

保育園留学の枠組みの中で御殿場は来年の同じくらいの時期にまた行くにして、それ以外の枠組みで "働く場所を変える" を子どもたちといろいろな所へこれから行ってみたい。

子どもは成長する。ほっといたらあっという間に大人になってしまう。
だから今、色んな感情を一緒に沢山味わいたい。
これからもたくさんの冒険を子どもたちとしたい。
そんな気持ちになった、良き保育園留学でした。

あーーー楽しかった!!!!

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