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1年間の就職支援で感じた〇〇

今回の話は、学びというより僕自身の気づきになります。
他の方の意見もぜひ聞いてみたいです!

私は昨年の1月から約1年間、NPOの就職支援活動として、活動してきました。大学生という就職もしたことのない、そして自らの就職活動と並行しながら学生の”就職支援”をさせてもらっています。
具体的には、学生とのキャリア面談や大学内のシェア率向上(ユーザー獲得)に従事してやってきました。

僕は、この活動を通して、本当に多くのことを学ばせて頂き、
ファーストキャリアとして、自分の本当にやりたいことを見つけることができたと思っています。この経験には本当に感謝しています。
ただこの活動を通して、とても難しい、ムズムズすることがあります。

それは、利用者が受け身になってしまうことです。

ここで言いたいのは、就職支援活動を否定しているのでは全くなく、むしろ今の日本の就活には需要があると思います。

しかし、就職支援が目指しているものと、ユーザーの目指すものに不一致が生まれるケースがあるのではと思います。
今、私が所属する就職支援団体では、「心から納得できるキャリア選択を」を掲げており、そのためには、主体的にキャリア選びをすることが重要だと考えています。またそれを目指して活動してきました。

ただ、どうしてもユーザー(就活生)にとっては、就職支援が
就活を楽にしてくれるものと受動的に捉える人が多いと思いなと感じています。サポートを受けること自体は全く悪くないのですが、サポートありきの就活になってしまうと、就活中、もしくは入社後において、我々が目指している主体的にキャリア選択していける人間になれないのでは?と思います。

選択肢を与えるという意味では、就職支援はとても意義のある活動だと思います。また主体的にキャリアを選択するようなサポートも行っているつもりです。しかし、それでもすべてサポートしてもらおうというスタンスの人が多いなと思います。その人たちは、一生サポートを受けて生きる人間になりかねないのでは?と思います。

究極の理想は、支援やサポートのサービスを受けることなく、
自分の力でキャリアを開拓していけること
だと思います。そこに大きな責任と納得感が生まれ、その人自身が活き活きと働けるのではないかと思います。

正直、まだこのムズムズの解決策は未だ分かりませんが、キャリアや教育には強い関心があるので、これから考えていきたいと思います。
またご意見があればぜひお伺いしたいです。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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