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みらいの校則【キャリコンサロン編集部】#71

みなさん、こんばんは。今日もお疲れさまです🍀

昨月から参加させていただいております、【キャリコンサロン編集部】。今回2回目の投稿です。よろしくお願いします!


今週のテーマ:みらいの校則

さて、早速ですが、今週のテーマは「みらいの校則」です。ということで、自分が学生だった頃の校則を思い出してみましたが、実はあまり思い出せず…。「靴下は白」とか、そういった校則があったように記憶していますが、たぶんそれほど疑問も持たずに受け入れていたのだと思います。

そもそも校則って?

文部科学省の資料によると、「校則」について次のような記載がありました。※一部抜粋

<校則の性質>
校則は、学校が教育目的を実現していく過程において、児童生徒が遵守すべき学習上、生活上の規律として定められるものである。校則について定める法令の規定は特にないが、判例では、学校が教育目的を達成するために必要かつ合理的範囲内において校則を制定し、児童生徒の行動などに一定の制限を課することができるものとされている。

<校則の主な内容>
校則の内容は、社会通念に照らして合理的とみられる範囲内で、学校や地域の実態に応じて適切に定められることとなるので、学校種や児童生徒の実情、地域の状況、校風など、学校がその特色を生かし、創意工夫ある定め方ができる。しつけや道徳、健康などに関する事項で、細かいところまで規制するような内容は、校則とするのではなく、学校の教育目標として位置付けた取組とすることや、児童生徒の主体的な取組に任せることで足りると考えられる。

フムフム。これを見ての率直な感想としては、教育目標達成のために必要な制限でありながら、合理的な範囲での創意工夫ができる、細かい内容は校則にはせずに、教育目標としての位置づけや取り組みとすること、児童生徒の主体的な取り組みに任せることなどが書いてある点は少し意外でした!

みらいの校則

学校のみならず組織やチームにおいても、ルールをつくって守っていくことは、統制がとれて、同じ方向に向かって進みやすいというメリットがあるのだと思います。ただ、昨今は、VUCAの時代。これまでにない変化と共存していくためには、常に考え、アップデートしていくことが必要です。この点は、みらいの校則においても大切なことと言えるのではないでしょうか。学校側も児童生徒側も、良い意味で常に疑問を持ちながら、時流や社会の変化にあわせて、校則として本来の意味を成すものにつくり替えていく、そんなことができると良いのではないかと思います。

多様性の尊重

また、企業においてDE&Iの推進が強化されてきていますが、この点は、教育の場でも同じように大切にすべきことなのではないかと私は思っています。年齢、性別、民族、宗教、疾病、性自認、性的指向、教育、国籍等、さまざまな違いを尊重すること、公平さが保証され歓迎されること、そんな環境づくりが学校という場から根付くことによって、誰もが安心して学ぶことができる場になるのではないでしょうか。そして、それがのちのちの価値観の広がりやイノベーションの創出などにも繋がっていくのではないかと思っています。

心身の健康を大切に

あともうひとつ。少し観点が逸れてしまうかもしれませんが、「休むこと=悪い、弱い」というイメージがなくなるといいなと思っています。ときには自分の心や身体を大事にして学校を休んだり、投稿する時間を変えたり、家で勉強をすることができる日ができたり。そんなことができるようになってもいいのではないでしょうか。もちろん、校則の性質をきちんと果たすことが前提になりますが、そうゆう意味での多様性が認められるようになっていくと、もっとのびのびと自分らしく過ごしていける人が増えるのではないかと思います。

ということで、今日は「みらいの校則」について書いてみました。世の中の変化にあわせて、校則も柔軟に変化していくことができるといいですよね。縛り付けるための校則ではなくて、誰もがもっと楽しく自分らしく学び、成長することができるようになるために、それを支えるのがこれからの校則の役割であってほしいなと思っています。
では、みなさんおやすみなさい~😌

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