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SDGsを広めるためにー 目標17こ目

こんにちは、神子です!

テーマは今や世界的トレンドであるSDGs!
まずは、SDGsのこと知ってるよネ・・・? 

現在、世界では2030年までにSDGs(Sustainable Development Goals)の達成が急がれています。SDGsの達成に向けて、国・企業・国民・そしてわたしたちひとりひとりが、17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットを基に活動しています。

SDGsの認知度が低すぎる日本

朝日新聞が2021年に、全国5000人を対象とした「SDGs認知度アンケート調査」を実施しましたが、SDGsという言葉を聞いたことがあると答えた人は45.6%でした。2017年度から実施している同調査ですが、2017年は17.4%程でした。ですので4年の歳月をかけて、約3倍の人々にSDGsを認知することができたということになります。

しかし、世界はそう甘くはありません。45.6%という数字は、相当厳しい現実との裏合わせにあります。なにせ、世界の中で日本のSDGsの認知は先進国(世界経済フォーラム参加国28か国)の中で最下位なんですから・・・。
SDGsを少しでも聞いたことがあるという人は、世界平均では74%程であるので、日本は本当に出遅れています。

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なぜ、これほどSDGsが日本では認知されていないか。
私の中で少し考えてみました。

どうしてSDGsの認知度が上がらないんだろう?

まず、SDGsの認知度が上がらない理由とは一体何なんでしょうか?
私は、日本の「国民性」が原因の一つだと思います。
大阪大学社会経済研究所を中心とした研究グループによると、日本人はアメリカ人や中国人と比べて、人生の失敗・不幸はすべて自分の責任!と考える人が多いという結果がでています。日本は国自体は豊かですから、所得が高い人が他の国と比べて多いです。所得も高ければ、当然生活も豊かになっていきます。一方で、日本は相対的貧困者(その国や地域の水準の中で比較して、大多数よりも貧しい状態)が多い国です。つまり、低賃金で働く労働者やニートが先進国の中で多く、経済的格差が大きい国でもあるのです。

そんな現状にも関わらず、日本は自己責任論の考えが強いのも相まって、経済的弱者を助けるという考えには至らないわけです。言い方は悪いですが「自分さえよければ全てよし」と考える人が多いということです。だから、自分の生活さえよければ新たにチャレンジすることも少なくなるし、増してや自分から弱者を救う気にもなれない。この「国民性」がSDGsが中々広まらない元凶であると私は思います。

国民性を打破して、SDGsの認知を広めるためには?

SDGsでは、「誰一人も残さない~leave no one behind~」を誓っています。
SDGsは今では、世界最大のトレンドとも言えるでしょう。
つまり、日本は世界から取り残されないためにも「国民性」を打破する必要があるでしょう。

SDGsの目標の中に「パートナシップで目標を達成しよう」があります。
私は、このパートナシップこそ日本に足りないものであり、SDGsを達成するために重要なキーワードであると考えています。

今や国や多くの企業がSDGsに取り組むことは当たり前になりつつあります。しかし、私たちひとりひとりがSDGsを理解し、実践しなければSDGsを達成することは到底できません。特にSDGsを「知る」機会を増やすことは急務です。

ちょうど、私が通っている学校で「ファンケル神奈川 SDGs 講座」といったSDGs関連のプログラムを実施しています。㈱ファンケルが、未来を創る若い世代が SDGs を理解・推進して未来を希望に変えていくことを願って、1年間かけて進めているプロジェクトです。
企業と学校教育がタッグし、直接SDGsの重要さや醍醐味を伝える機会を増やすことで「どんな未来をいきたいか」を考える良い機会になったと思います。

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この「考えさせる」機会を設けることで認知度は爆発的に上がるのではないでしょうか。
企業側もSDGsの啓蒙活動を積極的に行うことで、社会的責任を果たすことができます。さらに、企業名の認知度やブランドイメージの向上にも一役買うでしょう。

SDGs教育は小学校は2020年度、中学校は2021年度、そして高校では2022年度から開始されますが、私はこのSDGs教育こそ、企業からのレクチャーを受けるべきだと考えています。企業や日本社会にとってSDGs無しでは世界に通用しない世の中になっていることは、転換点にいる今の社会人が一番感じているのではないでしょうか。現場で感じた生々しい声を直接聴くことで、SDGsに対する見方や意識というものは随分変わると考えています。

このように、違う業種との「パートナシップ」がSDGsの認知度を上げるために必要なことなのかなーと私は思います!! 

今回はSDGsの中でも「根っこ」の部分に当たる、
目標17:「パートナシップで目標を達成しよう」の実践例の紹介でした!

次もお楽しみ!!!

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