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誰だって一緒

ここ数日あんまり映画観てなかった。なんか「映画観たい!」って強くは思わなくて、どうしようかなあって考えてて気づいたら夜になってたって日が多かった。だから今日は久しぶり。公開時に気になってたけど観てなかったやつ、この前みつけたんだ。


本日の映画は「海街ダイアリー


<あらすじ>
鎌倉で一緒に暮らす3人姉妹、幸、佳乃、千佳。彼女たちのお父さんが女と家を出てってから15年。お父さんが亡くなった。お母さんはすでに再婚して家を出ていった。お父さんのお葬式で3人が出会ったのは、彼女たちとお父さんは一緒だけどお母さんが違う、つまり腹違いの妹すず。すずの本当の母はすでに亡くなっている。そんなすずにかけた「一緒に暮らそう?」という幸の一言から、すずは幸、佳乃、千佳と鎌倉で暮らすことになる。4人の生活を通して、それぞれの性格や抱える思いが少しずつ見えてくる。


私、本当に自分に合ったというか、すっと物語に入れるような映画に出会えると観た後に言葉にできない感覚になるんだよね。わかる人いるかな。この映画はまさにそんなだった。でもnoteでいろんな人に共有したいから頑張って言語化してみよう。

3人姉妹の幸、佳乃、千佳の性格が全然違うんだよね。どっかの映画紹介サイト的なので見たんだけど3人の喪服姿にもそれが現れてるって。それを聞いてから観たから意識してみたら確かにそれぞれの特徴が出てる気がした。

そして、すずが加わって4人、みんな違う性格で特に上2人なんてしょっちゅう喧嘩してるんだけど、なんだかんだ協力しながら生活してて本当は仲がいいってとこが素敵だなって思う。

私、本を読んだり映画を観たりしてると、完璧な人とか私とは全然違う人が出てきてついつい比較しちゃうことが多い。でもこの映画はそんなことなくて、なんていうかわかんないんだけど、こう寄り添ってくれる感じがする。置いてかれないんだよね、ストーリーに。4人それぞれが悩みや不安を抱えて戦ってる。特にすずは腹違いだから誰にも言えない悩みを抱えてたりする。不安や悩みがあるのは普通だよ、おかしくないよ、間違ってないよっていうのを感じる。安心。

あと、この話鎌倉が中心なんだけど、海の近くに住むっていいなあって思った。津波とか怖いけどちょっと憧れる。

そして、この映画観て「静かな映画だな」って思った。なんだろ、雰囲気かな。これは本当に言葉にできないな。ぜひ観て実感してくれる人がいいな。



では、素敵な1日になりますように。