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現役歯科衛生士が答える、こんな歯医者は要注意!

こんにちは、はちまんです!

突然ですがみなさん、コンビニは使っていますか?使っていますよね?

街を歩けばすぐ目に留まる、たいていのものはなんでも揃う便利屋さん。
私たちにとってあまりにも身近な存在。
これがないと生きていけないなんて人も多いかもしれませんね。

そんなコンビニですが、実はそれより多く存在する「医療施設」があるって知っていましたか?



そう、答えは「歯医者」です。

じつは2019年10月1日時点で歯医者は68,500店舗(※)、対してコンビニは55,620店舗と、1万件以上の差をつけて歯医者のほうが多く存在しているんですって!ちょっと驚きですよね。

※厚生労働省「令和元(2019)年医療施設(動態)調査・病院報告の概況」より引用

それだけ多く存在しているということは当然、人によって「いい歯医者」「わるい歯医者」が存在するということ。

どちらか選べるのなら、悪いものよりは良いものを選びたいのが人間というものです。そして、判断できるポイントがあれば知っておきたいですよね。


そこで!今回は現役歯科衛生士の友人に、「こんな特徴があったら要注意!」という歯医者の特徴を聞いてみました!

以下を少しでも参考に、あなたにピッタリの「いい歯医者」を見つけてみてくださいね。


現役歯科衛生士が答える、こんな歯医者は要注意!


<答えてくれた人:Tさん>
歯科衛生士歴11年。転職回数2回。
サービス開始時からやり続けている「刀剣乱舞」に時間を割きすぎ、毎日寝不足。


要注意①「町中に大きな看板がある」


Tさん
「歯医者に限った話ではないですが、看板やWEB CMなど広告に注力しすぎているところは少し注意したほうがいいかもしれません」

はちまん
「え、看板があるのってダメなんですか??なんか記憶に残るから、真っ先に選択肢に入れそうだけど」

Tさん
「いえいえ!ダメというわけではないですよ。ただ『広告にお金をかけすぎて、歯科技術への投資がおろそかになっている』可能性があり、満足いく設備での治療が受けられない、なんてこともあるかもしれないので、まずは一度、口コミなどをチェックしたほうがいいかもしれませんね」


要注意②「歯科技術以外のアピールがすごい」


Tさん
「『有名建築家がこだわった内装』や『医院長の経歴』など、歯科技術以外のアピールがすごい歯医者も要注意です」

はちまん
「これもお金のかけ方間違っている系の話ですか?」

Tさん
「そのとおりです。一見魅力的に思えるのですが、逆に言うと、そこしかアピールポイントがない可能性が高いので、『しっかりと治療したい』と考えている方には合わないかもしれません」

はちまん
「なるほど…。歯の治療で受診したのに、そこがおろそかだと意味ないですもんね。冷静に口コミを見るようにしたいと思います!」


要注意③「インプラントを推しすぎている」


Tさん
「歯科でいうインプラントとは『歯を失った部位の顎の骨に人工の歯根を植え込む手術』のこと。入れ歯のような留め具がないので、自分の歯と同じような感覚が得られ、見た目も自然なため、魅力的な治療方法な一つです」

はちまん
「インプラントって芸能人もやっているし、技術力も必要そうだから信頼できそうだけど…」

Tさん
「勘違いしてほしくないのですが、インプラント手術を勧めること自体が悪いことではないです。『他の選択肢を明示せず、高額なインプラントのみを勧めてくる歯医者』は要注意ということです。

インプラントは治療法としては魅力も多いのですが、保険がきかず、治療費は10割負担になるため、保険治療と比較して高額になります。そして、じっくりと治療をするより、単価を上げて、時間を短縮していけばそれだけ儲かる治療法でもあります。

『インプラントを推しすぎている』歯医者は、それだけ『金儲け』を優先している可能性が高いので、口コミなどを参考に慎重に選んだほうがいいかもしれません」

はちまん
「なるほど。インプラント自体が悪いわけではないけれど、本当に患者のためを思ってくれているかが重要だと」

Tさん
「そのとおりです!」


大切なのは

「自分が歯医者に求めている要素はなんなのか」

を見極めること


Tさん
「今回は『お金』の話に終始してしまいましたが、一番言いたかったのは、これだけ世の中に歯医者があるということは、その歯医者さんが『なにを大切にしているのか』もそれぞれ異なるということです。

歯医者さんを調べるとき、『自分が歯医者に求めている要素はなんなのか』を冷静に考え、そのうえで口コミやHPなどの情報をチェックしてみると、自分にとっての『いい歯医者』に出会えるかもしれませんね」

はちまん
「めちゃくちゃ参考になりました!ありがとうございます!」

【この記事を書いた人】
NAME:はちまん
新卒で入社した建設系メーカーを1年半で退職。それから半年のニート期間を挟むも、無事に転職に成功した32歳。現在は自分と同じように、就活で失敗する若者を生まないために、実体験を交えながら転職のためのワンポイントアドバイスを発信中。

「ITやモノづくりの世界を身近に感じてもらいたい」そんな思いでこのnoteを始めました。書き手は全員転職経験者。実体験にもとづくエピソードや、転職に役立つかもしれない小ネタ、気になるニュースなどをざっくばらんに更新していきます。気に入っていただけたら、ぜひサポートをお願いします!