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「おむすび」は発酵食

「おむすび」を素手でにぎると、体内に乳酸菌などの常在菌を取り込むことができます。
しかし、おむすび教室で生徒さんの結び方をみる限り減塩の傾向もあって、使うお塩の量が少なく基本となる大事なお塩の使い方ができていません。それでは、おむすびは「発酵食」になりません。
手のひらを見てください!
おむすびを結んだあと、ツルツル、ピカピカになっていますか?
肌が綺麗になっているはずです。

また、手を洗う時は、石鹼ではなくお塩で洗うのを勧めています。
理由は、手に付いている必要な菌を残したいからです。
これもできていない方がほとんどで、食材を触る前の1番はじめに正しい手の洗い方をしてください。
おむすびを結ぶにしても、料理を作るにしても、基本の基(正しく手を洗う)がなっていないことが多くみられます。

「おむすび」と「おにぎり」の違い

語源、地域、形、握り方など様々な諸説がありますが、和食料理の職人さんから教えてもらったことや、昔からの教えてを受け継いで語ってくれた、じぃじ・ばあば達から聞いた話から、私は次のように考えています。

●「おむすび」はお米、お塩、お水で丸く、すぐに食べれるように空気をふくんだように結びます。(寿司飯のイメージ)

●「おにぎり」は、お米、お塩、お水の他中に具を入れて、海苔を巻きます。そして、遠方に持っていくので「おむすび」より、お米の量を多くして握ります。(昔は、コンビニエンスストアやスーパーがなかった)

お米は味覚の原点
ご飯の甘さは、お母さんのおっぱいの優しい甘さに似ています。
『お米をよく嚙むと甘さが感じられる』という繊細な味覚を理解しようとすることこそ、旨味を味わうことができるような日本人の「味覚力」が育つ要因だと思っています。

また、お米を食べることは、稲が育つ水田を守ることにもなります。
水田は、稲を育てるだけでなく、地下水の量を一定に保ち、地盤沈下を防ぎ、洪水や土砂崩れを防ぐなどの働きをして日本を守ってくれています
子供たちの命、水田を守る為にも、お米を食べて欲しいです。

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「おむすび」の結び方は酵素教室内で不定期でお伝えしております。
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