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人間も微生物の集まり

他の記事でも書きましたが、「発酵」も「腐敗」も微生物が引き起こす現象でその原理は同じ。不思議なことに食べ物は「発酵」していると腐らない。と、お伝えしたの覚えていますか?
「発酵」すると瞬間、瞬間、変化し続けるので、常に同じ状態ではありません。「発酵すると腐らない」のはこのためです。

手作り酵素ドリンクの「発酵」の変化の例
酵素ドリンク → アルコール → 酢

そして、教室で耳がタコになるぐらいお話をしていますが…
発酵具合は環境によります。微生物にとって心地よい場を作ってあげると、自然に発酵して良いモノができます。
イライラしてたり、怒っていたり、すると「発酵」せず「腐敗」にしてしまいます。酵素ドリンクはできません。発酵する現場環境をどう整えるかは、良い原材料を揃えるのと同じでとても重要なのです。

人間も発酵しています!
人間も同じで、私達のカラダには沢山の微生物がいます。
その微生物が良い活動してくれるには、上記と同じように心地よい場、発酵する場を整えることが重要です。

「言葉で人生と人格が決まる!」
聞いたことがありませんか?
カラダにいる微生物を考えると、普段使う言葉の選び方で発酵具合が変わると考えられます。不平不満、文句、悪口などのような『腐敗言葉』を使うと、まず最初に聞くのは相手ではなく自分自身です。そんな言葉を使わず、「嬉しい、楽しい、有り難い」のような相手にも自分自身も良い『発酵言葉(いい言葉)』を使ったほうがいいですよね。

先人から受け継がれてきた味噌、醬油、日本酒、みりんなど、日本伝統食品や調味料は欠かせないモノです。また、『発酵』は、食だけでなく衣食住にまたがる生活の知恵でした。
不安や危機ばかりの情報に感情的に流されないで、無限の可能性、恵をもたらせてくれる…自分のカラダの微生物に感謝することを忘れない暮らしが大切だと考えています。


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