百九十七話 きのこ料理教室?

愛しの翼さんのお部屋で、夕ご飯をいただいている私…。


疲れた身体を癒すために、翼さんのベッドで寝て、お風呂も入らせていただいた…。


お風呂を出たあと私が見たものは、食卓いっぱいのキノコ料理だった…。


翼さんが、スーパーの特売でキノコをいっぱい買ってきてくれたのだ…。


私たちのために、翼さんが腕によりをかけてくれたキノコ料理たち…。


バターソテーで炒めてくれて、香ばしい匂いが辺り一面に立ち込めている…。


私はその匂いに誘われるまま、食卓の椅子に座り翼さんたちと食前のお祈りをした。


ブナシメジ、エリンギ、エノキ、マイタケ、シイタケ等々のキノコ料理…。


そして、私はキノコ料理苦手だったのだけれど、ブナシメジから食べることにした。


ブナシメジを噛むと、ぶちゅっとバターソテーの濃厚な出汁が出てきた…。


それが私の口内に入ると、バターソテーの濃厚で芳醇な味わいがいっぱいに広がる…。


旬の秋のキノコの味わいとバターソテーの芳醇なハーモニーが奏でる協奏曲。


翼さんはエリンギを頬張って食べていて、摩耶はシイタケを食べている…。


みんな濃厚芳醇バターソテー出汁を味わいながら、うっとり食べているのだ…。




はぁい♡こんばんは。みんなのお姉さん翼さんよぉ!


ここで私がキノコのバターソテーの作り方を教えてあげる♡


用意するのはノアちゃんが言ってたキノコちゃんたち。その子たちが主役よ。


あとは、サラダ油大さじ1、にんにく二分の一片、酒大さじ2、バター10g。


塩胡椒少々、醤油大さじ二分の一を用意するのよ♡


シメジやマイタケを小房に分けて、エリンギを細かく割く…。


レシピだとそんな感じだけれど、そこは食べる気分で分ければいいわ。


私はエリンギそのまま頬張りたいから、ワイルドにそのまま調理するわね…。


次にフライパンにサラダ油を熱してニンニクを弱火で炒めるわ。


香りがしたら、シイタケを強火で炒める…。


そしたら、残りのキノコも加えて炒めて、酒を加えて水分がなくなるまで炒めて。


バターを加えて、塩胡椒して醤油を入れて、焼き色がついたら出来上がりよ…。


どう?思ったより簡単でしょ♡バターとか醤油を多くすれば味が濃くなるわよ?


若い子には濃いめの味の方がいいかと思って、今回は濃厚な味にしたわ…!


ノアちゃんは喜んでもらったみたいね♡摩耶ちゃんはどうかしら?


ふふふ♡みんな無心に食べてるわね。ご飯も進むわね…。


私はこのキノコちゃんたちを肴にして、シャンパンでも飲ませてもらうわね♡


ワインにも合いそう…。お酒が好きな人にも合う料理よ♡


じゃぁ、また機会があったらお会いしましょう!


みんなのお姉さん翼さんでした♡アディオス!

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