三百八十八話 ルームウェア

「ごきげんよう」「神のご加護を…」

朝の清冽な空気の中、女子生徒の挨拶がこだまする…。

学校の校門をくぐると、そこは身も心も清らかな乙女の園…。

そう、ここは神田ミカエル女学院…。

中庭の大天使ミカエル像が、通う女子生徒たちを守護している…。

天界の大天使ミカエルは、ここに通う女子生徒たちを見て何を思うか…?

その御心は、まさに神のみぞ知るということなのだろう…。

ここに三年間通えば、お淑やかなお嬢様になって卒業できるという…。

制服は翻さないように、静かに歩き…。

清廉潔白で文部両道、それでいて純粋無垢な心を持った乙女たち…。

この学院には、そういった生徒しか存在しないのです…。

否、今日から新たに校門をくぐった、たった一人の生徒を除いて。


『小悪魔の休憩所』と言うお店で…。

数時間?バイトしていた私…。

一緒に住んでいるギャルっぽい…。

ズッ友の藍さんにお洋服を…。

買ってもらったので…。

その代金を返したいと思ったのだ。

去年、原宿に私好みのお洋服を…。

藍さんがプレゼントしてくれたのであった。

なので、私は同じぐらいの金額を…。

藍さんにお返ししたいと思った。

久しぶりのバイトで…。

結構私は緊張しているのである…。


友人?の花子さんのお知り合いの、

謎のマダムKという女性の紹介で。

今日から働くことになったのだ。

このお店は女の子が各自寛いでいて。

その様子をお客様が眺めて楽しむ。

そんなシステムのお店なのだ。

私も座って寛いでたのだが…。

隣に座っていた眠子さんという。

すごい眠たそうで…。

色んなところがむっちりむちむち。

すべすべふわふわな女の子がいて。

私の膝枕で眠り出したので…。

私が色んなところを撫でてあげた。

ふわふわな綿菓子みたいな髪の毛…。

ほっぺたも真っ白でふにふにスベスベ。

お腹も白い肌ですべすべやわらかい〜。

色んなところを撫で回してしまった。

わざとじゃないけど、お胸も触ってしまう。

Dカップ以上ある、たわわなお胸であった。


次の日も『小悪魔の休憩所』で…。

バイトをする私…。

今日は学校の制服のままで来てしまった。

制服のままバイトしてはいけないらしく。

私は制服に似ているブレザーに着替えた。

今日も眠子さんが私の膝枕で…。

眠ろうとしている…。

今日は眠子さんが耳掻きをしてほしいと…。

言うので、私は耳掻きをしてあげることにした。

金属製の耳掻きで掻いてあげる私…。

眠子さんの耳の穴の中は綺麗だけれど…。

奥まで耳を掻くと…。

カサカサパサパサのが取れた…。

結構大きかったので…。

眠子さんに見せようと思ったのだけれど…。

眠子さんはいつの間にか眠ってしまっていた。


そのあと、バイトの終わりのチャイムが鳴り。

今日のお仕事は終わった…。

私と眠子さんは着替え室に行って…。

着替えていた。

私は思わず、眠子さんのむっちりとした。

柔らかそうな身体に見惚れていた。

柔らかそうというか結構触ってしまったのだが。

真っ白な肌でお餅みたいに柔らかい…。

そんなことを考えていたら…。

眠子さんが今日は家に泊まっていって…。

と、話しかけてきた…。

いつの間にか眠子さんのお母さん…。

マダムKこと真門圭子さんもいて…。

ぜひ、泊まっていってと言うので…。

私は断りづらくなってしまうのであった。


私は眠子さんの家に泊まることにして…。

グレモリーに泊まる旨を連絡しておいた。

グレモリーというのは今お世話になっている。

女悪魔の名前である…。

眠子さんの家はこのビルの最上階にあるらしい。

『小悪魔の休憩所』は3階にある…。

私は着替え終わって、眠子さんのあとを…。

着いて行くことにした…。

眠子さんはビルの階段を上がっていく…。

眠子さんは学校の制服に着替えており。

眠子さんの学校は自由な校風で有名な。

お嬢様学校だった…。

眠子さんのスカートは結構ミニスカートで。

階段を登る度にスカートが…。

ひらりひらりと揺れ動いて…。

ミントグリーンの下着がチラリチラリと…。

見えてしまっている…。

私は眠子さんのむっちりとした…。

お尻を包んでいる布地を…。

じっと見つめてしまうのであった。


そうこうしているうちに…。

最上階、5階に着いた…。

事務所のような殺風景なドアがあり…。

眠子さんはそのドアを開ける…。

ドアの先には民家のような玄関があり。

内装は普通の家とあまり変わらなかった。

「おじゃまします…」

私はそう言って眠子さんの家に…。

入っていくことにした…。

「ママが夕食の準備してるから待ってて」

眠子さんの言う通り…。

台所の方からなにやらいい匂いがしてきた…。

いつもグレモリーの家では…。

カップ麺ばかりだったので…。

手作りの料理の匂いを嗅いだだけでも。

すごい食欲が湧いて…。

感動してしまう私であった…。

「眠子の部屋で待ってようか…」

眠子さんがそう言うので…。

眠子さんの部屋に向かうことに…。


眠子さんの部屋に通してもらうと…。

そこはアニメのフィギュアとか…。

漫画、アニメの雑誌…。

ありとあらゆるオタクグッズで溢れていた。

眠子さんってオタクだったのか…。

私もアニメとか好きだけれど…。

フィギュアの数とか圧倒的であった…。

100体以上飾ってあるかも?

壁にはキャラの等身大タペストリーが。

所狭しと飾ってある…。

キャラは可愛い女の子しかなくて。

中には扇情的な格好をした…。

フィギュアとかタペストリーもあった。

「眠子はアニメの女の子大好きなんだ」

眠子さんはそう説明してくれた。

ベッドには抱き枕まである。

描かれている絵はなんと…。

裸の女の子であった…。

眠子さんも私と同じで…。

女の子が大好きなのかな?

私も同性の女の子が好き…。

私はなぜかドキドキしてしまう。


「制服だとアレだから着替えよう〜」

眠子さんはおもむろに制服を脱いだ。

すぐにブラに包まれたお胸が出てくる。

「ノアちゃんの着替えもあるよ?」

眠子さんは私の着替えも用意してくれた。

もこもこふわふわの…。

ルームウェアである…。

ルームウェアから眠子さんの…。

いい匂いがいっぱいしてきた…。

眠くなりそうな、甘い匂い…。

これ、眠子さんの服なのか…。

制服をかけるハンガーも貸してくれて。

私と眠子さんはルームウェアに…。

着替えたのである…。

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