私にとって特別な日記
「日記は特別でもない日に書くから日記」みたいな表現を読んだことがある。私的な日記ならそれで十分だ。だが、note、しいては、世間に公開するものなら、どこか特別感がないといけないと思っていた。
フタを開けてみれば、毎日書いているうちにそんなことは気にしなくなり、「とりあえず書いたら投稿する」になった。思ったよりもSNSは怖くないという勘違いによる思い込みで気楽に投稿できているだけかもしれないけど。
そんな今日、私にとっては特別なことがあった。ボールペンを便器の中に落とした。「うわっ...」と思ったあなたへ、汚い話でごめんなさい。この先も続きます。
まれにXなどでも見る話で、酷いものだと「スマホを落とした」もザラにある。私の記憶上、便器の中に排泄物と吐物、トイレットペーパー以外は落としたことがない。
トイレの便座に腰掛けようとして、ポケットの中に違和感を感じた。その正体を探ろうと、ポケットからスマホを取り出した。それと同時に「チャポンっ!」という音を聞いて、瞬時に「あ、やっちまった…」と悟った。
便座を見ると本当にきれいに落ちていた。ボールペンが斜めになり、お風呂の奥へ足を伸ばしているように全身が浸かっていた。
もうこうなってしまえば、手持ちのどんな手段を使っても、私の体もしくは道具がぬれることは確定してしまった。仕方なくトイレットペーパーを多めに取り、素手でつまんで救出した。結局、手はぬれた。トイレ出口の洗面台に備えつけてある洗剤で入念に洗った(手の平で下から押して出すタイプのやつ)。
最近、寝違えて首が痛い。