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今週みたTED #1

イマージョンラーニングのためと、

動画内容を理解するために見た動画の感想・内容を書いておきます。


Why You Should Talk About Your Anxiety at Work 

うつ病の話。

朝起きてトイレで吐く。だからそうではなく、お湯を沸かし、本を読む。

心に残ったのは「仕事を辞めるのは簡単だが、仕事のことを考えることを辞めることは難しい」ということ。

うつ病はまさにそうだと思う。休職してすぐに復帰したことを考えてしまう。そして心は全く休まらないまま休職最終日になる。

エイミー・エドモンドソンの心理的安全性の話もしていた。

「人に話すことが大切だけれども、心理的安全性が確保されていないと、それも難しいんだよな」って感じながら見た。

専門家に相談できるならした方がいい。

空腹感と不安感は同じようなもの。空腹感を感じたら食べたほうがいい。と言っていたが、これは共感できなかった。不安の方向性が違う。空腹感は食べたら満足するけれども、不安感は解消する方法が分からない。

失敗しても人生は続いていく。自分が大丈夫なことを知ることが、今どれだけ慰めになっているか。

depression うつ病。

What DEI Gets Wrong - and How to Do It Right

英語字幕
多様性の話。男女格差、LGBTQ。DEIが何か分からなかった。Dは多様性の断絶?他も何かしらの頭文字だと思う。男女比?と肌の色について言及。おそらく、多様性が広がると儲かるみたいな話。

日本語字幕
スピーカーの研究結果を抜粋して説明していた。DEIは結局はてなだったんだけれども、話の内容から、Diversity(多様性)、Equality(公平性)、Inclusion(包括的)だと思われる。

企業はDにしか取り組んでいないことが悲劇を生んでいると言ってる。なぜ、Dにしか取り組まないのか。それは簡単には数値化できるからだ。肌の色、出身国、男女は見たら分かる。他の要素は数値化するのが難しい。

DとIの違いについて、「Dはパーティーに誘われることで、Iはパーティーの中でダンスに誘われること」説明していた。

正直これも疑問符が浮かぶのだけれども、形式上の多様性の確保ではなく、誰が能動的に参加している状態を作り出すことがIに相当するのかなと思った。

How to spot authoritarianism — and choose democracy

英語字幕
タイトルとサムネに書いていることしか分からなかった。権威主義と民主主義。権威主義になるための7つの方法。

確かに動画内で7つの方法が説明されていた。権威主義の特徴としてトランプが挙げられてきたように思う。アメリカが民主主義を取り戻すみたいなことを言っていたので間違いないような気がする。

日本語字幕

2009年のアメリカ大統領(オバマ?)の弁護士がスピーカー。歴代の大統領から脈絡と受け継がれているマニュアルのようなものを大統領が無視したらどうなるのか?ということから話が始まる。

今の時代は暴動が起こったとしても、民主主義は無くならないと思っている。しかし、世界は権威主義へと向かっている。それはなぜなのか。先の見通せない不安な現代において、誰か1人に権力を持たせることで、問題が解決できると思っているから。決して、市民が権威主義を願っているわけではない。

これらはどのように行われるかが7つのステップで説明されている。組織の政治化、偽情報のばらまき、行政権力の肥大化、教育の制限、身代わり、選挙の腐敗、暴動。これらのステップはベネズエラ、エジプト、トルコなどに共通している。

私たちにできることは「選択」。分かりやすい例で言えば選挙。それ以外でも身近な行動が鍵になる。日々何を思っているのか?それが、選挙で選ばれた役人や政府が何をするのかにつながる。近隣諸国に対してもどう思っているか、で政策は変わる。冷たく接していれば、相手からも冷たくされる可能性が高まる。こういったエネルギーを利用して権威主義は台頭する。

個人的に思うのは、トランプ大統領はブルーカラーの仕事をする人たちがもっと活躍できたあの頃を取り戻すことをスローガンに挙げて当選した。これは、そういった人たちにとっては救いの手に違いなかった。

たとえば、日本でも「保育園落ちた、日本死ね」と言われる待機児童問題を経て、保育園が増えた。これもブログが発祥であり、うっぷんをネットに書き込むことを選択した結果、政府が動いた。

ちょっとした思いから出た行動が何かを動かすのかもしれない。

How could so many people support Hitler?

英語字幕

何となく知っている話だったけれども、全く分からなかった。ヒトラー、アイヒマン、アーレントと登場人物は「まあ、そうだろうな」と思っていて見ていたが内容はさっぱりだった。途中でアーレントの著書『人間の条件』『全体主義の起源』が出てきて、「あー、英語だとこういうのか」というくらいしか分からなかった。

余談としては、2回見ることを考えるとこの動画のように5分くらいが丁度いいかもしれない。

日本語字幕

内容としては、アーレントの研究内容だった。アイヒマンは想像するような極悪な人物ではなく、誰にでも彼のようになる可能性があるごく平凡な人。これを「悪の陳腐さ」といった。

この背景には個人が活躍する時代になったことを挙げている。社会的に孤立し、共同体感覚を取り戻すためには政治に参加するしか手段がなかった。社会で指示された役割をこなすことで社会の一員として認められる。アイヒマンはただそれを行っただけだと。

自分が持つ信念や違和感を社会が抑え込めた時にいつでもこの状況は起こり得ると言います。

これを避けるためには批判的思考を持ちつつ、公開の場で討論することが大切だと言っている。

元々、アイヒマンの思考は日本人も似ていると思っている。まさに、ここ数年の企業の不祥事もこれに通づるんじゃないだろうか。どこから隠蔽工作に走っているのかは組織によると思うのだが、下から行われることはまずないだろう。

今の日本も個人の力が言われている時代でもある。その個人が共同体感覚を取り戻すために選挙に向かえば、似た状況にはなるのかなと感じた。

やっぱりアーレントを理解することは大切だな~と動画を見て感じた。

To love is to be brave

よく分かりませんでした。勇気と愛について語っている。

「勇気とは自分の傷口に自ら近づくことだ」みたいな表現が気に入りました。

おそらく話していたのは、勇気がする2つのこと、勇気という言葉をちっぽけなことに使っている、なんだかんだ大切だと気づくのは対人関係。

オーディエンスがかなりの頻度で笑っていたので、ユーモアが効いているスピーチなんだろうなとは思いました。

What’s the smartest age? - Shannon Odell

英語字幕

一番賢い年齢はいつなのか?という話題。3人の具体例(チェスの世界チャンピオン5回の人しか覚えていない)が出されたり、IQが高い人なのか、色々考えられる。

この動画では創造性、記憶力、知識?の3つを元にいつの年齢が賢いのかは語っている。結論から言うと、どの年齢が特段賢いわけではない。脳は年齢によって変化し、その時々で3つの要素の良し悪しが出る。

脳の年齢による変化の所で、「使われていないシナプスはどんどん淘汰され、使っているシナプスはどんどん強化される」みたいな内容は本で読んだ覚えがある。この変化が起きるのは小学生くらいだったような。

日本語字幕

話の始まりとして、2人一組で出場する頭脳大会の相棒探しだった。パズルや雑学などの10種目があり、誰を相棒に選ぶか悩んでいる。そこで目星をつけていたのが3人で、それぞれ2カ国を話す人、円周率を百桁言える人、チェスの世界チャンピオン。

この動画で考えているのは、創造性、記憶力、学習能力の3つ。幼少の頃は言語を習得する脳が発達する。思春期は抽象的なことを捉えたり、記憶力・学習能力が高い。、老後はこれまで培ってきた能力を応用する能力が強い。

結論は英語字幕でも読み取れていたようで、特段どの年齢が賢いわけではない。

頭脳大会に出場するためのパートナー選びは自分の適性も踏まえた上で選択する必要がある。

比較的この動画は内容理解できた。使っている単語が聞き馴染みあったせいかもしれない。

Could AI predict the future? - Thomas Hofweber

英語字幕

AIは5年以内にカップルが離婚するかどうか95%の確率で当てることができる。しかし、AIはどうやってそれを割り出しているのか分からない。

これしか分かりませんでした。

Transparency 透過性
divorce 離婚
↑おそらくこういう意味

日本語字幕

捕捉説明すると、これは初婚のカップルの話で、AIは離婚する理由を示してくれない。どうやって離婚するかを割り出すかは、個人の検索履歴やSNSの活動のデータセットから。

こういったAIの予測によるカップルの行動に関して色々説明される。予測が間違っていると信じて結婚する(正確性が95%なので、20組に1組は予測が間違っている)。一時の幸せを感じて別れる。結婚しないまま過ごすなど。

AIの予測を信じて別れるカップルも出てくるだろうと言っている。そうなれば、ますますこのAIの信頼性が上がることになるとも言っている。

思うこととして、離婚したって死ぬわけではないので一緒になりたい人がいるのなら、結婚する選択肢を取ると思う。多くの人が何かしらに関して、未来を考えながら生きているだろうし、その人と長く一緒にいたいと考えるのなら結婚という形を取るんじゃないだろうか。もちろん好きな人とのありかたは結婚だけではないが。

感想

始めたばかりですが、試行錯誤しながら進めています。

やっていることはイマージョンラーニングを意識しています。ですが、あまりにも「ラーニング」すぎると気が滅入るので、できるだけハードルを下げながらやっていくつもりです。

「習慣を作るために1日1本は見ること」「なるべく短い動画を選ぶこと」「英語字幕→日本語字幕で見ること」を今は意識しています。

それを考えたところ、今はTED-Edが合っているのかな~と。英語を勉強しながら、英語で勉強するのはなんとも「勉強」づくしですが、動画時間が5分くらいと短いので続けやすいです。

Duolingoを1年以上毎日続けていることもあって英語を勉強していた当時よりも単語が聞き取れるような感覚があります。ありがたい誤算です。

やっているのは中学生レベルの英語ですが、「それでも効果があるんだ、」と少し驚きがあります。

では、また来週。

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