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見返すのが心苦しい

今、過去を振り返っている。

だが、中々に辛い。日記を書いている期間が自分にとっても辛い時期だからだ。あの頃を思い出して「うっ」となることが多い。

どこか冷めた目線で冷静に見直そうと考えていたが、切り離せない。昔の事とはいえ、自分が書いたことなので、やはり感情移入してしまう。

振り返りも計画的に進めようと思っていたが、心苦しい所があり機械的には進められないかもしれないと感じている。

しかし、一段落つけて踏み出すために必要なことだと思っているので、やり遂げたい。

暗いことばかりでもなく、日記の書き方に変化があって面白い。

ゆったりとだが、考えているメイントピックが少しずつ変化している。また、日記上では少しでも良いことを書き残そうと思っているのか、装っている部分も多々ある。読み返していて、今が一番辛かった記憶があるはずなのに、日記上ではそれが見えなかったりする。

なにかでこんなことを読んだ。

日記に書く内容で過去はいくらでも変えられる

こんな内容だったと思う。今私が感じているように、その日その日に辛いことは書かないで、プラスになったことだけを書いていれば、よっぽど辛いことを経験しない限り過去でも変えられるのだなと。これはプラスにも考えられるが、私はどちらかとマイナスに感じる。辛いことをずーっと自分の中で出しきれないで留めておくことになるからだ。吐き出せないのは辛く、潰れてしまう。

本当に辛い期間にそれをしてしまうと、日記は虚構だと思って絶望してしまうのではないだろうか。

私は辛いことこそ書き出すべきであると思う。将来見返した時に過去の自分に今の自分が寄り添うことで解決策だったり、「よく耐えた」と慰められることにつながる。将来に自分を認める機会を作る。そんな未来への投資のような見方もできる。

将来、自分に向き合うための日記。そんな日記の使い方もありでは?

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