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明日やろうは馬鹿やろう


いつも、私に会社の愚痴を永遠と話し続ける人がいるんです。その人の話を聞いていると、この言葉が浮かんで来るんです。

「明日やろうは馬鹿やろう」

明日死ぬとして、
それでもあなたは
その愚痴をこぼしますか?


■愚痴を受けとらない

「私は、あなたの愚痴を聞いている暇はありません。」厳しい言い方でゴメンやで。でもこれは本音です。

その理由は簡単です。その人は、自ら変わる気が全くなく、ただ話したいだけだからです。

相手は私でなくても良い

私は、愚痴を聴きたくない人ではありません。でもその先に、未来的な考えが見えず、私である必要性がなければ聴きません。


「いつか」は永遠に来ない
「いつか」やろうは "今" やろう
「いつか」と言える平和ボケ



いつかは来ないんです。

いつかは外からは来ない。自分がアクションを起こさなければ、状況は変わらないと分かっていて、言いたいだけの愚痴を吐き出すなんて、受け取る人の健康に悪影響と思うんです。

だから内容によっては、ちゃんと聞いていない事もあり、そして時々「その話やめない?www」ってお願いする事もあります。大抵の場合は「ゴメンゴメン」と言ってくれるのですが、その人はそれで不機嫌になります。

■いったい毎日頑張っているものは何?

そう聞くと、この問いに不機嫌になる人は多いです。その人もしかり。「やりたくない事もやるのが社会人だ」とか「それは理想論だよ」と言う人がいますが、それは本当かな?外に出さないから、本音を確かめられずクサクサするんじゃないかな?

ヒューマンデザインでは、人類の半分はやりたい事が分からないと言われていて、私もその1人。自分がどこに向かっているのか、何がしたいのか、生きている意味さえも分かりません。

でもそれがニュートラル。 

ではその人類の半分は、ずっとクサクサ生きるしかないのかと言えば、そうでもありません。

※度々でてくる「クサクサ」とは、鬱々とかモヤモヤとか、腐ってるとかそういった雰囲気をまとめて私が使ってるいる言葉です。

どんな小さな事からでも、やりたくないと思いながらやっていた事を1つずつやめて行く。やりたい事が分からなくても、やりたくない事は分かるはず。これって結構大切。なのに後回しにしていると、身体は本当に蝕まれていきますよ。30代後半の私が良い例です。


■3年前の私

3年前の私は、毎日わたしではありませんでした。

それこそ、まさにクサクサ女

毎日、何のために頑張るのか分からなくなっていたし、いつもイライラと愚痴のオンパレード。人や会社のせいにして、お酒もいっぱい飲んで、大切な人に当たり散らしたりもしました。

そのくせ外っツラは良く、一見、真面目な社会人風で、商談なんかは完璧なキャラ設定なのに、中身は大荒れ。自分で自分の首を絞めて、もう回避の仕方さえ分からなくなっていました。


あれは確かに「病」だった。


何せ自分の中のバランスは最悪。常に自分を後回しにする決断。結果的に誰かの為になっているんじゃなくて、初めから「誰かの為に」ってのを目的にしていたから、心の深いところで、いつも見返りを求めていた。

そしてある日突然、まるで夢から覚めたように「しらけた」。思考が止まり、自然に口から出たのは

「私、何しんてんだろ」

喉の辺りで、ずっと飲み込み続けてきた本音は、ムクムクと顔や身体を浮腫ませ、沢山の色々な不調となって現れました。


■別に変わらなくても良い

人生を変えるキッカケは、必ず自分から出て来たモノでなくてはなりません。仕事柄、人の話を聴く事が多いので、変わる気持ちのない人は分かってしまう。今は、「だって」「でも」と言って自分で変わろうとしない人のお世話はしないと決めています。

逆に、どうして良いか迷走しているだけで、何とかしたい気持ちが伝わる人と、私は一緒に走りたいと思うんです。

変化へ進む人の背中を押すと、逆に私が背中を押されている事に気付く瞬間があります。進み出した瞬間の、何とも言えない相手の笑顔を見逃したくないんです。吹っ切れて新しい何かが始まる瞬間の顔がスキです。


人は誰かのために生き始めて
初めて本当の人生が始まる


二十代の頃、この言葉に感激した事を思い出します。でも今は全く違う想いです。

自分の為に生きなきゃ始まらないし
そもそも本当の人生ってなんですか


40代にして反抗期みたいですが本当にそう思います。自分を大切にしていない人は、人を大切にしません。出来ないのだと思います。

いつかやろうは馬鹿やろう
いつでも自分の人生
何を選んでも自分の人生

変わらなくても良いのですが、
愚痴もほどほどにお願いしますwww

人のことは分かるのに、自分のことは全くダメです。サポート・招待を受けると、心の底から喜びます。どうぞよろしくお願いします。