かっこつけるのってとてもつかれる

かっこつけること。
僕はゆとり世代ですが、昭和の名残?みたいなものがまだまだ色濃くあった時代でした。僕は、かっこつけるのがおとこ!男!漢!みたいな、むさくるしさが漂う雰囲気の中、育ちました。
スポーツ系の部活にずっと入ってたことも影響を強くしたのかなと思います。


泣いてはならない!弱音を吐いてはいけない!常に振り向かずに前を向く!男たるもの強くなければいけないんだ!みたいな今となっては、時代錯誤の教えを当時は根っか信じて実践してましたね。※今現在(2024)時代的には、男らしさ〜みたいな性で括るみたいな考えを無くす方向で進んでますが、口に出さないだけで、まだまだ根深く残ってゆくと思いますが。


そのせいもあって、兎に角かっこうをつけるようになるわけです。かっこうをつけるっていうのは、かっこいい男を演じるということで、男らしく振る舞う、弱音を一才吐かない、甘えない、忍耐我慢が美徳などのスローガンを掲げてそういう男になれるように努めてました。

これがかなり疲れるんですよ、ほんとに。
自分じゃない自分でいなきゃいけないって思ってるから、もちろん感情も抑圧するし、演じてる姿がバレてないか常に周りの目を気にしているし、強くみせるために威嚇もしてなきゃいけないという。相当疲れるのに、そこまでして必死にかっこつけてたのです。

当時を一緒に生きた体育会系の仲間たちも僕と同じように男らしくあろうとしてましたね。

この仮面をつけた生きかたを一度身につけてしまうと、大人、社会人になってからもそれをしてしまうことになります。なぜか演じすぎて、自分が自分のことを男らしいやつだって思い込んでたりもするので、結構大変です。

実際、女性よりもはるかにチキンで弱いのが男性の性だと思ってます。生命を生み出すくらいのエネルギーを待つ女性には敵いません。男性は、本質的に弱いから強がってるところが大いにあると思いますね。弱い犬ほどよく吠えるということです。

話は少しそれましたが、
その演じている仮面をつけ続ける生き方は、必ずどこかで破綻します。なんせめちゃくちゃきついし、本来の自分と乖離してるので。

かっこつけるっていうのは、かっこつけつづけなきゃいけなくなるってことです。
嘘を使ってことは、嘘をつき続けなきゃいけないと同じように。

なので、かっこつけて生きるのを早々とやめて、しっかり弱いところを曝け出して、生きていったほうが自分も周りも楽です。かっこつけるってのは、自分がかっこいいって思ってるだけで、意外とひとりよがりだったりもしますしね。

仮面をかぶってた時期が長いほど、脱ぐことにとても勇気がいるけど、一度もういいや、えいっ、てぬいでしまえばとても楽ですよ。いきなりはちょっと…って人は、友人に弱音を少し吐いてみるとかね。意外と友人も同じ弱音を持ってて楽になったりしますよ笑

なによりも、かっこつけるのをやめることが
かっこよかったりしますしね。自然体で生きてる姿に。


今回は、
昔の僕へむけて
メッセージを書いてます。
誰よりもかっこうをつけて、誰よりも苦しくなっていたので、その頃の僕に届いてくれると嬉しいです。

今回はかっこつけるのって
とってもつかれるについて書いてみました。

では、またまた〜。


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