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躁鬱とマネタイズ

躁鬱の人にとってマネタイズというのは、特に重要なテーマです。今回は、そのことについて思う自分の考えを書いていこうと思います。消して稼ぐことを諦めないという積極的な姿勢からの執筆です。


まず世の中で得られるマネタイズの方法を整理していきます。

生活保護、障害者年金、アルバイト、契約社員、障害雇用、正社員、フリーランス、経営者、資産家

このようなものに分類されます。

あまりにも躁鬱が酷く社会になにも提供できないような状態で有れば生活保護は、一つのマネタイズです。生活保護を貰えるまでに色々準備することがあるが、病状がどうしようもないことを熱心に伝えれば認可され毎月決まった額が振り込まれる謂わば不労所得を獲得できる。障害年金に関しても同じです。額が少ないのでこれに関しては、生活の足しぐらいなものだが、実家が有れば有効活用できる金額であり、何もしないでも生きていける。これも、不労所得にあたる。

アルバイトは、躁鬱の波があるとなかなかやっていくのがキツくなる。作業系や、人との協調性がいらないものであればなんとかこなしていけるが、時にそう言った環境でもどうしても仕事に行けないくらい沼にいる時は、休まざる得なくなる。基本的にシフトで前もって予定を入れなければいけないので、先を読めない躁鬱人にとってはなかなか継続も至難の業になってくる。元気な時期と元気がない時期のバイオリズムがわかっているので有ればうまくこなしていけるだろうが、労働賃金の最低ランクに位置をするので、なかなか生活していくのにも苦労がつきまとい先の不安が大きくつきまとう。契約社員は、正社員と同じで決められた日に仕事にいかなければいけないので、アルバイトより融通が効かず難しいと思う。実際に落ちている時になんとか出社してやり過ごせる技を身につけていれば乗りこなせるだろうが突然沼が襲ってきた時は、一網打尽だ。正社員にいたっては、躁鬱の波を薬か、自分独自の手法で乗りこなせて生活に支障が出ない程に持っていけた人のみに与えられる選択肢だが、そんな人たちでもパフォーマンスに粗があり、周りとの調和が取れなくなっていく人も多いと思うので、現実的ではない。正社員の障害雇用という選択肢もあるが、シフトに関しては少し融通が効くだけで基本的には毎日の出社が義務付けられていて、尚且つ給料がべらぼうに安い。とても生活しながらきちんと将来に向けて貯蓄したり、投資していくには、現実的ではない。フリーランスは躁鬱にとっては、もってこいの仕事だと思われる。特にパソコンを使った仕事だ。勿論、参入障壁が限りなく低く、初期費用もほぼかからないだけあって領地を取り合うライバルは相当数いるのだが、それ以上にマーケットの拡大が進んでおり、ネット社会の中に落ちている仕事は増え続けている、そして今後も更なる多様性を見せ広がってゆく。躁鬱人にとって、パソコンを乗りこなさない手はない。ここで気をつけなければいけないのが、IT土方のような仕事の仕方だ。ライターやエンジニアのように毎日コツコツやっていくことが収益を生むようなものを選択してしまうと首が閉まってしまい、また気分の波に翻弄されてしまう可能性がある。勿論、生活最低限のフィーを得るためにある程度必要な動きなのだが、働き方としては正社員と変わらないような働き方になってしまい、元気のない時に信用を失う恐れがある。時間は躁鬱人の1番の武器としてとっておいた方がいいと思われる。そうではなくて、ストックビジネスになるような、ブログや、アフリエイト、YouTubeなど、また今から出てくるであろう新マーケットの匂いをひっそり研ぎ澄ませながら待ち、きた瞬間に飛びかかりストックを重ねていくというものがいいだろう。また、芸術的な才能があるのであれば、それを形にしてゆき、マネタイズするのもありです。しかし、芸術もビジネスであり、自分で交渉したり、マーケティングしていくことが必須となるためにかなり狭き門となる。経営者に関しては、自分が完全に現場に出ない仕組みで回っていくビジネスで有れば採算はあるのだろうけど、そうはいっても定期的なミーティングがあったり、時の流れを常に読み続けないといけないといけないという側面があるので向いていないともいえる。冷静な判断や、信用構築がなかなか躁鬱人にとってはリアルではないと思う。資産家は向いている。不動産投資や株式投資など長期的にみて採算がつきそうなところにベットインしといて、堅実なやり方ならもってこいだが、投機的なものには向いていない。しかし、資産家にたどり着くまでには相当の労力がかかるため、リアルでは無い人が多いだろう。


自分が思う躁鬱人にとってマネタイズはこのようなものです。

症状の表れ方は人それぞれだと思うので当てはまらないことも多いと思いますが。

波をうまく乗りこなせる人で有ればどのような仕事でも合うと思うのでそうではない人にとってのやり方を考えてみました。

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