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求められても困る。でも受け入れてくれるならそれ相応は返す。

デートの回数は少ない。

私から誘うことは一切ないし、相手に誘われても予定があったり気が乗らないと断るから。

いいとこ月に2回くらい。

連絡も全く取り合わない。相手からLINEが来てもスタンプしか返さない私、それを分かって相手も全然くれなくなった。すごく楽。

わがままなのだろうか、私。


でも、逆の立場になったらどうでしょう?

気が乗らないのに、嫌々会ってくれるとか、嬉しいんですか?
誘われたら、嫌でも会ってあげるのが、わがままではなく相手を思う事なのですか?

正直に相手に向き合うこと、を求めるくせに、結局は嘘でも相手に合わせろというのか。

なんて、屁理屈ばかり言っているけど、相手はもうそんな私のことは百も承知してくれているようで、
「明日、2時間でもいいから会って」 と命令してくる(命令的じゃないと私が断ることも承知している)
「面倒で嫌だろうけど、諦めて」 と懇願してくる(下手に出られると仕方ないかと思わさる)

そんな、相手の「わがまま」で、デートの時間が成立しているという不思議。
まあ、ここに至るまでには、色々な葛藤があったわけで。

そんな私だって、申し訳ないとか、自分は普通じゃないのか、とか悩みましたよ。

で、相手は、24時間一緒にいたい、毎日会いたい人で、それも極端。
何でも一緒が良い、とか言う。私はうんざり。

夜中に急に来たり、寝る間際に電話がかかってきたり…
何度か、別れ話もしたっけ。


それで、お互いの落としどころが、
「相手の個性を受け入れて、時々譲歩する」って関係かも。

月1~2回しか会わないのは私の個性ゆえ。
一緒にいる時は、些細なことも全て一緒に行うのは彼の個性ゆえ。

こんなつれない私のことを理解して、「いやでしょ、でも今は諦めて、付き合って」と言ってくれる。
私も、相手の、自分には全くない個性を受け入れてデートする。

どっちがどれだけ我慢しているかなんて、計れるものでもないし。


ただ、こんな私に、あんな相手なら、私はとっくに振られていても文句が言えないと思う。
「わがまま」だから。一人で過ごしたいから。

それでもいい、って言ってくれる相手の貴重さ。
それは痛感しているのです。

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